■作家 は行 |
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■林 房雄(はやし ふさお)
大分県大分市出身。本名は後藤寿夫(ごとう としお)。戦後の一時期の筆名は白井明。戦後は中間小説の分野で活動し、『息子の青春』、『妻の青春』などを出版し舞台上演され流行作家となった。
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■林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレビオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。13年刊の新書『野心のすすめ』は独自の人生論が多くの共感を呼びベストセラーに。そのほか『葡萄が目にしみる』『ミカドの淑女』『聖家族のランチ』『RURIKO』『正妻慶喜と美賀子』『下流の宴』『我らがパラダイス』、人気エッセイに“美女入門”シリーズなど。
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■半村 良(はんむら りょう)
東京の生まれ。本名、清野平太郎。SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。特に、市井に生きる人々の目を通して歴史を仮構した人情ものが評価された。「雨やどり」で直木賞受賞。他に「妖星(ようせい)伝」「岬一郎の抵抗」「太陽の世界」など。
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■古川愛哲(ふるかわ あいてつ) 1949年、神奈川県に生まれる。歴史資料収集家。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻したあと放送作家として活躍。同時に、東西の歴史や民俗学をはじめ「人間とは何か」を追究。また、世界の映画大学ともいえる「国際学生映画祭」の創設に加わり、新しい視点から芸術をバックアップする。
著書にはベストセラーになった『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた』「九代将軍は女だった」「江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた」「坂本龍馬を英雄にした男大久保一翁」「悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史」「原爆投下は予告されていた」(以上、講談社)などがある。
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■堀 和久(ほり かずひさ)
本名、堀江和男。昭和6年福岡県生まれ。日大芸術学部映画科中退。浅草フランス座などの宣伝部員を経て、昭和52年、歴史小説「享保貢家始末」で第52回オール読物新人賞を受賞。以後、歴史を材をとった小説、読物を多数発表している。
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