海音寺潮五郎-江戸開城
○出版社/新潮文庫 ○1987年11月
○時代/幕末維新
○目次
革命の血の祭壇/札つきの和平主義者勝安房/官軍先鋒三島に達す/山岡鉄太郎登場/パークスの横槍/西郷・勝の会見/西郷と勝に対する諸藩兵の不平/勝とパークス/開城はあったが/徳川家の処遇問題/勝の慶喜よび返し運動/さまざまな反薩的批判/彰義隊/彰義隊討伐その前夜/彰義隊潰滅
ここに付箋・・・
■恭順か主戦か慶喜の心は揺れていた
■恭順・謹慎は朝廷のきびしい態度を知って調子を合せた
■勝の真の意図
■処置を寛大にしたのは西郷が山岡の人がらにほれたから
■幕府に対して薩摩は常に一脈の温情を底にたたえて
■彰義隊総攻撃の西郷と大村のやりとり
■参謀の不安をよそに大村は勝利を確信していた
■彰義隊の戦争は徳川方に全く無益な戦争