海音寺潮五郎−西郷と大久保
○出版社/新潮文庫 ○1990年9月
○時代/幕末維新
○目次
霜月十六日/示威運動/西郷、南島に去る/石を積んで/突出計画/鳴鶴陰にあり/死の座/母てふものは/二つの公武合体論/西郷召還/最初の衝突/激流/第二の衝突/寺田屋事変/南喚の停囚/西郷と維新政府/征韓論/征韓論決裂
ここに付箋・・・
■西郷の倫理感覚は最も純粋鋭敏、清濁併せのむ底の人ではなかった
■大久保は西郷とは違うた形の英雄を目指す
■大久保は久光に近づくために碁を習う
■大久保は突出計画を知略で収める
■大久保は策士であり、常に死の座にある覚悟も出来ていた
■西郷と久光の初対面、「地ゴロ」と発言
■大久保が西郷と刺しちがえて死のうと語るが
■西郷を召還され軍事と外交の面を担当し、大久保は朝廷方面を担当
■宮中の改革
■西郷を悩ました奢侈と放蕩と権力の乱用
■欧州視察後に、互いが訪問しあえば妥協点を見つけることが出来た