海音寺潮五郎-西郷隆盛(1)
○出版社/朝日新聞社 ○2007年11月
○時代/幕末維新
○目次
上野の銅像/明治維新と尊王論/薩摩藩の歴史とその藩風/稚児から二才へ/島津斉彬/調所笑左衛門/お由羅騒動/斉彬の襲封と西郷の建白/ペリーの来航と斉彬と西郷の江戸行き/西郷と藤田東湖/ペリーと吉田松陰/ 誠忠組の憤激と斉彬の訓戒/橋本左内と相知る/将軍世子問題/魔人長野主膳の出現/一橋擁立行きなやむ/公家の集団デモ/堀田老中追い返さる/井伊大老登場/一橋擁立派の死闘
ここに付箋・・・
■常に庶民の味方であり、庶民の心を失わなかった人
■維新運動は危快感からはじまり尊王思想との握手が行われた
■久光も賢明であり、一般家中の親しみは久光の方にあった
■斉彬と西郷の間を、最も美しい君臣関係、最も優秀な師弟関係と見る
■斉彬は西郷を広く知らしめた
■西郷の伝記を書くことは幕末・維新史全体を書くこと