永井路子-岩倉具視 言葉の皮を剥ぎながら
○出版社/文春文庫 ○2011年2月
○時代/幕末維新
○目次
貧弱な構図/虚妄の世界/手入の風景/奔馬/皇女・皇女/奈落/姦物の時間/情報の虚実/毒殺・そして「壁」の光景/「深謀の人」の「記憶」/その日まで/余白に……
ここに付箋・・・
■長州の品川は岩倉を家格が低く不安があったが密談をすすめた
■岩倉の絶妙な公武合体の意見書、裏には妹の堀河紀子がいた
■岩倉の蟄居、「四奸」
■しつこい続く岩倉の献策
■天皇毒殺説の誤り
■幕府廃止だけでなく摂関廃止させた王政復古
■“幼沖の天子”失言は後世創作のエピソード、具視の校智と弁口が豊信を上廻った