花の豆知識(秋)
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●イチョウ 中国原産。雄雌異株。種子の銀杏は食用。
●オミナエシ 東アジアの温帯から暖帯に分布。秋の七草の一つ。
●カラスウリ 本州東北中部以南、台湾、中国にも分布。種子は黒色で大黒天を思わせる。和名は赤果実が残るのをカラスが残したものと見立てた。
●カラタチ 中国中部の原産。日本には古代に朝鮮を経て渡来。果実は薬用。
●キキョウ 東アジアの温帯に分布。根は薬用。万葉集で秋の七草に詠まれるアサガオはこの花とされる。
●キク 原産は中国とされ、奈良時代以降に伝来。梅、竹、蘭とともに四君子の一つ。品種は非常に多い。
●クズ 日本各地、中国、朝鮮の温帯から暖帯に分布。秋の七草の一つ。根は薬用または葛粉をつくる。
●クチナシ 中国伝来で、静岡県北西かた沖縄、台湾、中国の暖帯から亜熱帯の分布。果実は塗料や薬用にする。
●ケイトウ 原産はインド熱帯地方。古くから日本に伝来。和名鶏頭は花を雄鶏のとさかに見立てた。
●コスモス メキシコ原産。秋桜とかオオハルシャギクとも呼ばれる。
●ザクロ 小アジアの原産。平安時代に薬用または観賞用に植栽。根は駆虫薬。和名は石榴。
●サルビア ブラジル原産。品種も多く、緋衣草ともいわれる。外国産は香料にも使われる。
●ススキ 日本各地、朝鮮、中国の温帯から暖帯に分布。和名はすくすく立つ木といわれて、花穂は尾花という。秋の七草の一つ。
●ツミキソウ 北アメリカ原産。和名月見草は夕方開く花を夕月にたとえた。
●ツユクサ 日本各地、朝鮮、中国の温帯から暖帯に分布。和名露草は霧を帯びた草のようであるから。古名ツキクサ。
●トリカブト 根は猛毒のアルカロイドを含む。和名の鳥兜は花の形が舞楽の伶人の冠に似ているのでついた。
●ナデシコ 日本各地から朝鮮、中国の温帯から暖帯に分布。秋の七草の一つ。和名の撫子はかれんな花の様子からつく。
●ハギ 東北アジアに分布。別名は「生え芽(はえき)」という意味で、古い株から芽を出すところからいう。秋の七草の一つ。
●ヒガンバナ 日本、中国の暖帯、温帯に分布、有毒植物だが、麟茎をさらしてでんぷんをとり食用にする。別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
●フジバカマ 関東北西と朝鮮、中国に分布。奈良朝に中国から渡来し、帰化した。和名は藤袴。漢名は蘭草、香草。薬効がある。秋の七草の一つ。
●ブドウ アジア西部の原産。和名は葡萄の字音からでた蒲桃に由来する。
●モミジ 日本の各地、台湾、中国に分布。一般にモミジと呼ばれる「かえで」は多くの品種がある。
●リンドウ 日本各地の山や丘陵地にはえる。和名は漢名の竜胆に基づき、根が胆汁のように苦いことを表す。
●レイシ 霊芝、万年茸の漢名。瑞草とされる。霊妙な働きをするきのこ。
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