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花の豆知識
イ チ ョ ウ
●いちょう科 落葉高木
●学名 Ginkgo blioba
●原産地は中国。北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布。公園樹、街路樹、社寺林に植えられ、防災樹、防風林ともされる。また、盆栽作りにもする。
●幹は直立、整形樹で高さ30〜45m、幹径5m、樹皮は灰色で縦裂し太く、幹枝から乳を下垂する。葉は長枝で互生し、短枝で束生する、葉柄は長柄、葉身は扁形で中央が切れ込む。秋には黄葉する。雌雄別株で花は4月。種子は黄色肉質で白く堅い。10月成熟し食用とする。
●今から1億5千年前、古生代末期からジュラ紀に誕生した「生きている化石」とも呼ばれている。
●葉の形が鴨の足に似ているとかで「鴨脚樹」と書き、中国音で「ヤチヤオ」というところから「イチョウ」という和名がつけられた。またの名を「公孫樹」というのは、孫の代になってからようやく実が付き、食べれるようになるということからのようだ。
●イチョウの実はギンナン。銀杏というのは白いアンズのような実という意味である。ギンナンは多肉で、悪臭があり、がぶれることもあるが、茶わん蒸しの具としておいしい。
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