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花の豆知識
サルビア
●しそ科 一年草
●学名 Salvia
●ブラジル原産で丈は1mぐらい。日本ではふつう60cmくらいで、よく分枝する。
●花房は長さ15cm以上になり、30輪ほどつく。花色は新紅であるが、園芸品種にはこのほか紫、桃、白色などがあり、開花時期は夏から秋。
●真っ赤に燃えて咲くサルビアの花は、秋の公園の花壇の主役。花ことばも「私の心は燃えている」と情熱的で、晩秋の恋の狂おしさが感じられる。
●サルビアの語源はラテン語のサルウス(安全、健康)に由来し、原産地はブラジル、地中海沿岸で、日本には明治の中ごろ輸入された。明治時代、秋はサルビア、コスモスと洋風の花壇作りが大流行した。以来、公園も学校も、花壇は洋花化していった。明治の文化改革は、花の世界の流れを変えたようだ。
●今でも品種改良がされており、日本でなじみの深いものはスプレンデンス種。和名では「緋衣草−ヒゴロソウ」といっている。
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