花の豆知識(夏)
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●アサガオ  アジアの原産。早期に咲き午前中にしぼむので朝顔。種子は薬用の帝午子。
●アザミ  スコットランドの国花。日本には約60種ある。根は食用。タイアザミ類は薬用にもなる。
●アジサイ  ガクアジサイを母種とした園芸種。和名は青い花が群れて咲くことからきている。漢名は紫陽花。
●ウノハナ  日本各地および中国に分布。和名空木(うつぎ)は幹が中空で、ウツロの木の意味。ウノハナは空木花の略。
●カスミソウ  コーカサス、小アジア原産。宿根カスミ草は地中海沿岸に分布。小花の咲く様子が霞がかかったように見える。
●ガマ  北半球やオーストラリアの温帯から熱帯に分布。池や沼に生える。花粉は薬用の蒲黄。
●カラー  南アフリカの原産。オランダカイウの和名をもつ。
●カンナ  人工交配によって作られたハナカンナは1910年ことの明治末期に渡来。
●グラジオラス 夏咲種は南アフリカ原産。園芸的な雑種。明治初期に渡来。オランダショウブ、トウショウブともいう。
●サギソウ  本州、四国、九州の日当たりのよい湿地になえる。和名は鷺草。
●サルスベリ 中国南部原産。花期が百日にわたるので別名「百日花」。幹の皮が滑らかなので猿も滑れるの意味。
●スイレン 日本各地、シベリア、中国、ヨーロッパの温帯から暖帯に分布。漢名は睡蓮、子午蓮。
●テッセン  中国が原産。寛文年間に渡来。和名鉄線は漢名の鉄線蓮に基づいており、つるが強いという意味。
●ドクダミ 本州から台湾、中国の暖帯から熱帯に分布。特有の臭気がある。和名は毒痛みからといわれる。別名ジュウヤクは十種の薬効からついた。
●ノウゼンカズラ 中国原産。薬用として平安時代には「及宇世宇(のうしょう)」といった。
●ハイビスカス 中国南部原産。ブッソウゲの仲間。和名は漢名扶桑に花の字を加える。ハワイ州の州花。
●ハス  中国、インド原産。地下茎はレンコンとして食用。和名ハチスは果実の入った花托がハチの巣に似ていることによる。
●ハマナス 太平洋岸は茨城県、日本海側は鳥取県以北、北海道、アラスカ、朝鮮に分布。海岸の砂地にはえる。根は染料。花は香水の原料。
●ハマユウ 関東地方以西に分布するハマオモトのこと。北限は平均気温15度の線。和名は海岸にはえ、オモトに似ているからという。別名浜木綿。
●ヒオウギ 本州から朝鮮、台湾、中国など暖帯から亜熱帯に分布。和名の檜扇は葉形からいう。
●ヒマワリ 北アメリカ原産。種は油を採ったり食用にする。和名日回は花が日について回るとみた。漢名向日葵。学名は太陽の花の意味。
●ブーゲンビリア 南米に十種分布。フランス人ブーゲンヴィルの名に因む。
●ベニバナ エジプト原産。古くから染料に用いられた。花を摘んで日がげ干しにしたのが生薬の紅花で、婦人薬。
●ムクゲ 中国、インド原産。和名は木槿。韓国の国花。白花の乾燥したものは薬用にする。古くは「あさがお」といった。
●ライラック ヨーロッパ東南部バルカン半島の原産。芳香があり、欧州ではLiraの名で知られる。
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