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花の豆知識
カ ラ ー
●さといも科 多年草
●学名 Calla
●1種からなる単型属で地下に長い根茎を持ちます。花茎は根出し、広楕円形または広卵形の仏炎包をは筒部がなく、白色で花序を包まない。花は両性または頂部で雄性です。雄しべ6個、雌しべ1個あり、子房は1室で6〜9個の胚珠を入れます。
●カラーというのは俗名で正式にはカイウ(海宇)という。南アフリカの原産で日本に来たのは古く、天保年間。当初はオランダ船が運んできたのでオランダカイウと言っていた。江戸時代からヨーロッパの草花はオランダからきたものが多く、反対に日本の草花はオランダ人の学者シーボルト氏が持ち帰ったという。これが、参勤交代によって江戸幕府に届けられ、江戸の園芸家に栽培されました。
●カラーはサトイモ科に属する花でミズバショウと同じ沼地に生えます。花のような白い部分は葉は変化したホウでその中から突き出ている黄色の芯が本当の花です。
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