photo
花の豆知識
スイレン
●すいれん科 多年生水草
●学名 Nymphaea
●世界各地の熱帯、亜熱帯および一部は温帯に約40種が分布する水生植物で、長い葉柄と浮葉をもっています。花には、夜咲き性と昼咲き性とがあり、水面上に咲くかいくらか水面からぬき出て咲きます。
●がく片は4個、花弁は多数あります。果実は海綿状の液果で、水中で成熟し、種子を放出します。
●スイレンの古名は「ヒツジグサ」といいます。名の由来は朝開きはじめ、未(ひつじ)の刻(午後2時頃)になると最高潮になりやがて閉じるからだといいます。
●スイレンの花を世界中に広めたのはフランスの印象派画家・モネ。池に浮かぶスイレンを、水面に当たる陽光や水のゆらぐ様子とともに印象的に表現し、「スイレンの画家」と呼ばれました。
●よく似ているハスはスイレン科のハス属で、根はレンコンといって食べられますし、仏教の飾り花です。
フラワールームに戻る