真田幸村(1567〜1615)

真田幸村  真田家は元々信濃の出身で、真田幸村の祖父の真田幸隆の代に頭角を表してきました。はじめ海野平を拠点とする海野氏に仕えていましたが武田信玄の父の信虎が1541年海野氏を破ると、はじめ海野棟綱と共に逃れていましたが、信虎を追放して甲斐国主となった武田信玄の力量を見込んで、これに従った。
 しかしその信玄が上洛途中で死に、子の勝頼の代になると長篠の戦いで織田徳川の連合軍に敗れ、真田家当主の真田信綱も戦死。真田家は弟の真田昌幸が継ぎ、織田に仕える。(正確には織田の家臣滝川一益に従った)
 ところが織田信長は本能寺に倒れると、真田昌幸ははじめ徳川家康に従いましたが、後に長男の信幸を徳川方に残し、自分と次男の幸村は豊臣秀吉に付き従がった。これは次の天下が豊臣になるか徳川になるか分からないので、子供を双方に付かせれば、どちらかは生き残るであろうという、まさに小大名ならではの厳しい選択だった。
 大坂冬の陣と翌元利元年の夏の陣で、家康の本陣めがけて突撃をくり返し、家康を震えあがらせた。しかしついに力冬き、松平忠直の部下に討たれた。この戦いぶりには、敵方も「真田は日本一の兵」 賞賛したという。結果幸村は戦死してしまいますが、信幸は昌幸の意図通り生き残り、沼田の地で明治の廃藩置県まで大名として家が存続された。49歳。

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