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初めて《In the Court of the Crimson King（クリムゾン・キングの宮殿）》を聴いた時、完成度の高い音楽性に大変な衝撃を受けた。クリムゾンのサウンドに魅了され何度も聞き返したものだ。
クリムゾンの歴史を大きく分けるとすれば、２つに分けられる。1969年1月に活動をスタートし、74年9月に解散宣言を正式に表明した”前期”と、ロバート・フィリップ自身が結成したニューグループ〔ディシプリン〕が1981年に名前を改めることで誕生した”後期”である。（後期からはサウンドが大きく変化し、従来のファンは驚いたようだ）
その前期におけるオリジナルアルバムは、１枚たりとも同じメンバーでレコーディングされていない。このへんが音楽共同体と呼ばれる所以であり魅力でもある。フィリップは「エネルギー、情熱、折衷主義 をエッセンスとして掲げる」と語る。
私が特に好きなアルバムはファーストの《In the Court of the Crimson King》、74年正式解散の時に発表された《RED》、そして81年新生クリムゾンの《Discipline》である。
【Albums】
～Ⅰ期～
・InTheCourtOfTheCrimsonKing（クリムゾン・キングの宮殿）(1969)
・In The Wake Of Poseidon（ポセイドンのめざめ）(1970)
・Epitaph（エピタフ） (1997)
～Ⅱ期～
・Lizard（リザード） (1970)
・Island（アイランド） (1971)
・Earthbound（アースバウンド） (1972) *Live
～Ⅲ期～
・Lark's Tongues In Aspic(太陽と戦慄) (1972)
・Starless And Bible Black(暗黒の世界) (1974)
・Red（レッド） (1974)
・USA (1974) *Live
・The Young Person's Guide To King Crimson（新世代への啓示）(1975)
・The Nightwatch : Live At The Amsterdam Concertgebouw November 23rd 1973（ナイトウォッチ） (1997) *Live
～Ⅳ期～
・Discipline（ディシプリン） (1981)
・Beat（ビート） (1982)
・Three Of A Perfect Pair（スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー） (1984)
・The Compact King Crimson（ザ・コンパクト・キング・クリムゾン） (1986) *Compilation
・Sleepless:The Concise King Crimson（スリープレス） (1993) *Compilation
・Absent Lovers（アブセント・ラヴァーズ） (1998) *Live
～Ⅴ期～
・Vrooom（ヴルーム） (1994)
・Thrak（スラック） (1995)
・B'BOOM Official Bootleg - Live in Argentina 1994（Bブーム・オフィシャル・ブートレッグ） (1995) *Live
・THRaKaTTaK（スラックアタック） (1996) *Live
・Circus（サーカス） (1999)
・Vrooom Vrooom（ヴルーム・ヴルーム） (2001) *Live
～Ⅵ期～
・The ConstruKction of Light（コンストラクション・オブ・ライト） (2000) *Compilation
・Heavy ConstruKction(ヘヴィ・コンストラクション) (2000) *Compilation
・Ladies Of The Road（レディース・オブ・ザ・ロード）(2002) *Live
・ShoGaNai (Happy With What You Have To Be Happy With)(2002)
・The Power To Believe （パワー・トゥー・ビリーヴ） (2003)
・EleKtriK - Live In Japan 2003 (2003) *Live
・The Condensed 21st Century Guide To King Crimson 1969-2003(濃縮キング・クリムゾン）(2006)
*Compilation |
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