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ジェネシスは1970年代に優れた曲を多数発表し、ピーター・ガブリエルを中心としたプログレッシブ・ロック・バンドとして頂点を究めた。75年に彼が脱退した後、フィル・コリンズが中心となり活動。80年代から90年代にかけてポップな音楽性へとスタイルを変え、商業的にも大成功したグループだ。
私と〔ジェネシス〕との出会いは1973年。プログレに傾倒し始めて、しばらく経った頃だ。幻想的で美しいメロディー、静寂のバランスがとれたサウンド、透き通ったガブリエルのヴォーカル、アルバム全体の構成などに心が奪われた。
ガブリエルが抜けた後、1977年を境目に音楽性が変化。ファン層も二分されているようだ。私の場合は、ジェネシスを前期と後期を別々のブループと捉え、それぞれの良さがあると理解しているつもりだ。プログレ王道の大作も、ミズニカルでポップなサウンドも共に好きであり、”はまり”続けている。
【ALBUMS】 〜T期〜
・From Genesis to Revelation(創世記)(1969.3)
・Trespass(侵入)(1970.10)
・Nursery Cryme(怪奇骨董音楽箱)(1971.11)
・Foxtrot(フォックストロット)(1972.10)
・Live(ライブ) (1973.8) *Live
・Selling England By the Pound(月影の騎士)(1973.10)
・The Lamb Lies Down on Broadway(魅惑のブロードウエイ)(1974.12)
〜U期〜
・A Trick of the Tail(ア・トリック・オブ・ザ・テイル) (1976.3)
・Wind & Wuthering(静寂の嵐)(1977.1)
・Seconds Out(眩惑のスーパーライブ)(1977.11) *Live
〜V期〜
・...and then there were three...(そして3人が残った)(1978.4)
・Duke(デューク) (1980.6)
・Abacab(アバカブ) (1981.9)
・Three Sides Live (1982.6) *Live
・Genesis(ジェネシス) (1983.10)
・Invisible touch(インビジブル・タッチ) (1986.6)
・We Can't Dance(ウィ・キャン・ダンス) (1991.11)
・The Way We Walk Volume One: The Shorts (1992.11) *Live
・The Way We Walk Volume Two: The The Longs (1993.1) *Live
〜W期〜
・...Calling All Stations.. (1997.11)
・Turn It on Again: The Hits(ベスト・アルバム)(1999) *Compilation ・The Platinum Collection (2004) *Compilation
・Genesis 1976 - 1982 (2007) *Compilation
・Live Over Europe 2007 (2007) *Live |
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