Tony Banks (Organ, Mellotron, Piano, Electric Piano, 12 String, Voices.)
Phil Collins (Drums, Voices, Assorted Percussion.)
Michael Rutherford (Bass, Bass Pedals, 12 String Guitar, Voices, Cello.) |
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ハケットが抜けて78年に発表した《...and then there were three...》はプログレからポップ路線へ傾倒する分岐点にあたる作品。
1曲名の〈Down And Out〉は、激しいシンセでのイントロから始まる。突き抜けるようなサウンドがエネルギッシュで心地よい。2曲目の〈Undertow〉の前半ではバンクスのメロトロンとストリングスシンセが印象的な叙情的なスロー・ナンバー。3曲目の〈Ballad of Big〉はノリの良いプログレ・ポップ・ナンバー。4曲目の〈Snowbound〉は美しいメロディのバラード・ナンバー。5曲目の〈Burning Rope〉はメロウなサウンドで素晴らしい。8曲目の〈Deep In The Motherlode〉は軽快なリズムの楽曲。9曲目の〈Many Too Many〉は静と動のバランスよいサウンドが聴ける。11曲目の〈Follow You Follow Me〉はシングル・カットされた。初め、その変化に驚いたとの覚えている。しかしジェネシスのファンタジーな側面は薄れても美しいメロディは魅力的だ。この作品からシングル・ヒットが多数出始めた。
UKチャート:3位、USAチャート:14位
シングル:
Follow you follow me/Ballad of Big (UK No. 7)
Follow you follow me/Inside and out (USA No. 23)
Many too many/The day the light went out in Vancouver (UK No. 43)
Scene from a night's dream/Deep in the motherlode (UK) |