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スティーブ・ハケットは 1950年2月、イギリス生まれ。フィル・コリンズが在籍していたグループ〔フレミング・ユース〕や〔サラバンテ〕〔クワイエット・ワールド〕などのバンドに参加する。そして1971年にアンソニー・フィリップスに替わって〔ジェネシス〕に加入。サード・アルバム《Nursery Cryme》から1977年のライヴ・アルバム《Seconds Out》まで参加する。1975年にはソロ・ファースト・アルバム《Voyage Of The Acolyte》をリリース。
脱退後は主にソロ活動を続ける。78年に《Please Don't Tuch》、79年に《Spectral Mornings》、80年に《Defector》、81年に《Cured》、82年に《Highly Strung》、83年に《Bay Of Kings》、《Till We Have Faces》を発表している。
1986年に元イエスのギタリストのスティーヴ・ハウと〔GTR〕を結成する。しかし《GTR》の1枚のアルバムをリリースして脱退。その後は、実弟であるジョン・ハケット(フルート奏者)との共演も多い。88年にはクラッシク・ギターを前面にして作成した《Momentum》 をはじめ、91年にライブ盤《Time Lapse、92年に《Unauthorized Biography》、93年に《Guitar Noir》、94年にブルース曲集《Blues With A Feeling》、94年に《There Are Many Sides To The Night》を発表する。
1996年にロンドン・フィル・オーケストラやビル・ブラッフォードらと共演し、ジェネシスの音楽を再構築したアルバム《Genesis Revisited》を制作する。ジョン・ウェットン、イアン・マクドナルド、チェスター・トンプソンらとバンドを組み、ジェネシス、キング・クリムゾンの音楽を再現したライヴ・ツアー(98年の《The Tokyo Tapes》など)を行った事などが、目立った活動として知られている。97年に《A Midsummer Nights Dream》、99年に《Dark Town》、2000年に《Sketches of Satie》、2003年に《To Watch The Storm》、05年に《Metamorpheus》、06年に《Wild Orchid》をリリースしている。 |
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