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Kansas (カンサス） |
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| カンサスは初期〔ジャーニー〕、〔スティックス〕と共にアメリカン・プログレ・ハードの代表バンドである。７０年代後期、〔キング・クリムゾン〕や〔イエス〕といったイギリス・プログレの強い影響を受けたアメリカ・ロック・バンドが、プログレ的アプローチを取り入れて音楽を作り始めた。そのグループの中で最もプログレ・ファンから最も支持されたのがカンサスだ。彼らの作品は欧州的な美しさと中西部のバックグランドからのパワフルなサウンドとが見事に融合されている。 私は日本のデビューアルバムとして発表された４作目の《Leftoverture（永遠の序曲）》が特に好きである。ヴァイオリンとギターのバトル。ダブル・キーボード・アコースティックの繊細な演奏。スティーヴの力強いヴォーカル。ヨーロピアン・プログレを中心に聴いていた私にはとても新鮮に響いた。 カンサスはメンバーを入れ替えたり休止したりして今日に至っているが、はやり'70代が黄金期であったように思う。 【ALBUMS】 ・Kansas（カンサス・ファースト・アルバム）(1974) ・Song For America（ソング・フォー・アメリカ）(1975) ・Masque（仮面劇）(1975) ・Leftoverture（永遠の序曲）(1976) ・Point Of Know Return（暗黒への曳航）(1977) ・Two For The Show（偉大なる聴衆へ）(1978) *Live ・Monolith（モノリスの謎）(1978) ・Audio Vision（オーディオ・ヴィジョン）(1980) ・Vinyl Confession（ビニール・コンフェッション）(1982) ・Drastic Measures（ドラスティック・メジャース）(1983) ・The Best Of Kansas（ベスト・オブ・カンサス）(1984) *Compilation ・Power（パワー）(1986) ・In The Spirit Of Things（イン・ザ・スピリット・オブ・シングス）(1988) ・Live At The Whiskey（ライヴ・アット・ザ・ウイスキー）(1992) *Live ・Freaks Of Nature（フリークス・オブ・ネイチャー）(1995) ・Always Never The Same（オールウェイズ・ネバー・ザ・セイム）(1998) ・King Biscuit Flower Hour Presents（キング・ビスケット・ライブ）(1999) *Live ・Somewhere To Elsewhere（サムホエア・トゥ・エルスホエア）(2000) ・Device-Voice-Drum（ディヴァイス・ヴォイス・ドラム）(2002) *Live ・Ultimate Kansas（アルティメイト・カンサス）(2002) *Compilation |
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