David Gilmour (Guitars, Vocals)
Nick Mason (Drums)
Roger Waters (Bass Guitar, Vocals)
Rick Wright (Keyboards, Vocals)
Dick Parry (Saxophone (1,5) )
Roy Harper (Vocals (3))
Venetta Fields (Backing Vocals)
Carlena Williams (Backing Vocals) |
|
前作《狂気》の大成功を受けて、フロイド自身を見つめ直した問題作。前作からの期待とは裏腹にセールス的には不評の作品であったが自分的には愛盤だ。
1曲目の〈Shine On You Crazy Diamond(part1)〉はシドに捧げられた曲。幻想的でゾクゾクするイントロからはじまり、ゆったりとしたテンポで、哀愁漂うメロディーへと変化する素晴らしい楽曲。2曲目の〈Welcome To The Machine〉は綿密に計算された音の構築され、独創的な音の空間が広がる。3曲目の〈Have A Cigar〉はベースの低音が魅力的で、ブルース風な仕上がり。4曲目の〈Wish You Were Here〉はフロイド側から特に「あなたがここにいてほしい」との邦題を指定してきた。アコースティックで牧歌的なナンバー。5曲目の〈Shine On You Crazy Diamond(part2)〉は複雑な曲展開で、後半からゆったりとしたテンポに変化し、ラストはほのぼのとして雰囲気で終える。
UKチャート1位、USAチャート1位 |