Mike Oldfield
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 マイク・オールドフィールドは1953年5月15日生まれ。内向的な性格だったマイクは両親とはあまり良い関係ではなかったようだ。

 14際のときに、姉の作っていたグループ〔Sallynie〕というバンドのメンバーとしてデビューし《Children of the Sun》を発表した。なかなかの評判となったが、彼が目指して音楽性とは異なり脱退。自身のバンド〔ベアフィート〕を結成したがうまくいかず、その後ロンドンを中心としたさまざまなミュージッシャンと付き合うようになった。大きな影響を与えた人物は、ケビン・エヤーズとデヴィット・ベッドフォードであった。

 ケビン・エヤーズは〔ソフト・マシーン〕を1969年に去り、自分のグループを作ろうとしていた。1970年3月、〔Whole World(ホール・ワールド)〕を結成し、マイクはベーシストとして参加した。このグループはピンク・フロイドと共に最も実験的プログレ・バンドとして活躍していた。マイクはこのグループの二枚のレコード《Shooting at the moon》と《Whatever she brings we sing》にギターで参加している。

 1971年8月に〔ホール・ワールド〕は解散し、ケビンはゴングのアーチー・リジェットやカンのスティーブ・ヒレッジらと誘ってセッションを始める。マイクは適当なミュージシャンが見当たらず、マナー・スタジオで働くことになる。

 イギリス国内各地に60数店のレコード・チェーン店を持つ「ヴァージン・ショップ」の社長・リチャード・ブロンソンがマイクの新進気鋭の豊かな才能を発見し、彼を応援する。1971年11月にオックスフォード市の近くに設けたスタジオをマイクは使用できるようになる。

 1972年7月から始めたアルバムのためのレコーディングは、約9ヶ月後、20にも及ぶ楽器を自ら操り、実に2300回もオーバーダビングを重ねた末に完成したのが超大作《Tubular Bells(チューブラー・ベルズ)》である。

 発売当初は、一部のマニアの間で好評なだけだったが、徐々にそのサウンドのすばらしさが話題となり、イギリスでの人気はあっというまに上昇した。

 アメリカにおいて、映画ディレクターのウイリアム・フリードキンが《Tubular Bells》を聞き、すぐ自分の映画「エクソシスト」のテーマに使うことを決めた。「エクソシスト」は世界的な大ヒットとなり、マイク・オールドフィールドの名前と共に《Tubular Bells(チューブラー・ベルズ)》は世界で200万枚を越えるヒットとなった。そして現在では、全世界約4000万枚以上を売り上げるロングセラー作品となっている。

 その後、《Hergest Ridge(ハージェスト・リッチ)》《Ommadawn(オマドーン)》など次々と傑作を発表し、USチャートにも常に上位を占めるヒットを記録した。しかし、1991年に発表した「Heavens Open」を最後に、《Tubular Bells II》をめぐってのトラブルでヴァージンレコードを去る。そして、マイク・オールドフィールド・オーヴァーシーズ・カンパニーというセルフ・カンパニーを設立し、《Tubular Bells II》を発表した。このシリーズとして、1998年に《Tubular Bells III》、1999年に《Millennium bell》、2003年に《Tubular Bells 2003 》をリリースする。

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