へいしゅうせんせい
○出版社/潮出版 ○2009年12月
○時代/江戸時代
○目次
両国橋は青空劇場/幕府の非情な大名政策/名門になった北国の守護神/初講義/硬骨漠 佐藤文四郎/米沢保守派のサボタージュ/いつも脇に先生がおられる/財政難の時こそ人づくりを/藩政は心の学校です/重役たちの講義監視/財政の根本原則/最初の門人を改革の核に/異能は異常時に各挿する能力/藩主は泉、藩士は薪と釜/江戸での門人が米沢にいた/伝えるべきは感動/平洲先生の自戒/重臣たちのクーデター/直江兼次を偲ぶ/一字一涙−その後の鷹山と平洲
ここに付箋・・・
■わかりやすく感動させる話、松伯は養子殿の教育係にする
■学問と実践の一致を目指す。側近にも勉強を願う
■鷹山の改革は人びとの疑問の解明にエネルギーの大半を費やした
■輿譲館と名づける
■内容が豊かなだけでなく、伝える話法も達者
■結論より過程に重きをおく。反復と連続によって呑みこませる
■藩政改革の理念を自分ではなく藩主の身になって考え実行することを教える
■個人が自分を変えていく(自己改革の)動機は愛
■藩主・上杉治憲が慕われる姿に自戒
■高位者・中位者・下位者の三段階に分けた教育
■三度目の米沢へ