冬の火花 上田秋成とその妻
○出版社/講談社文庫 ○1998年12月
○時代/江戸期
○目次
ハサミのない蟹/妻の号は湖l/本を積んで住み分け/京の奇人たち/異心同体/花の名はなぜ月見草なのか/古事記伝兵衛/畸人伝に入れてもらえない/夫の底には直き化から/実父は生田伝八郎/心の別居三十四年/作家は無産の罪人だ/業がやらせる嫌がらせ/死病にかかっていた妻の悲願/文芸東漸/妻は執拗に秘密に迫る/上田秋成の秘密/真実は嘘と事実の間にある
ここに付箋・・・
■妻・たまの積年の苦労を掴めない秋成
■秋成は自ら罪人と思いこんでいた
■幅広い交流関係を結んでいくことが不純に写る
■上田秋成の秘密