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○出版社/集英社 ○2003年12月
(新撰組が行く 上下 1982年)
○時代/幕末維新
○多摩に立つ雲/沖田よ、これが京の灯だ/清河去って再びかえらず/われら壬生の居残組/誠旗の下で犯された/天皇もおれたちを認めたぞ/恋をしてしまった隊士たち/歳さんは京の紅葉に酔った/幕臣になるか解散か/川は一本でも岸はふたつある/梅雨どきの愛と憎/誘蛾灯に火がついた/志士はおれたちを醜草と呼ぶ/過激派志士は北に送れ/鴨川に血風が吹きはじめた/その前夜、龍馬暗躍す/五人の襲撃者/祇園会の日、歳さんは川を掘った/長州は京を囲んだ/薩摩藩よ、汚ねえぞ/嫌酒家近藤の胃はなぜ痛む/歳さんは行く道を決めた/慶応と改元の日、総長脱走す/おれたちは京の防人だ/転がる樽から逃げだすな/歳さんは男の巨きな夢をみた |