John Wetton (bass, vocals)
Allan Holdsworth (guitars)
Eddie Jobson (keyboards, electric violin)
Bill Bruford (drums, percussion) |
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ジャズロック的な躍動感とボップな一面も覗かせ、スーパーテクニカル4人衆の優れた音楽性が繰り広げられる傑作アルバム。
1曲目の〈In The Dead Of Night〉は変拍子パターンが特徴的で軽快なナンバー。ギターが印象的に響くシンフォニック・ジャズ・ロック。2曲目の〈By
The Light Of Day〉はウェットンの美しいヴォーカルが空間に広がるロマンティックな作品。3曲目の〈Presto
Vivace And Reprise〉ではシンセサイザーによるカデンツァには思わず息をのむ。3
曲目までが1つの組曲となっている。4曲目の〈Thirty Years〉はアコースティック・ギターとシンセサイザーが叙情的な雰囲気を漂わす。5曲目の〈Alaska〉ではシンセサイザーのファンファーレなどELPを彷彿させるインストルメンタル。6曲目の〈Time
To Kill〉では途中で変調子になるが技巧的なプレイが随所に散りばめられている。7曲目の〈Nevermore〉は静かに始まるが、次第にリズミカルなサウンドへと変化する異色ナンバー。 |