U.K.
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UK (憂国の四士)(1978) ☆☆☆

UK 1.In The Dead Of Night(イン・ザ・デッド・オブ・ナイト)
2.By The Light Of Day(バイ・ザ・ライト・オブ・デイ)
3.Presto Vivace And Reprise(プレスト・ヴィヴァーチェ・アンド・リプライズ)
4.Thirty Years(サーティー・イヤーズ)
5.Alaska(アラスカ)
6.Time To Kill(タイム・トゥ・キル)
7.Evermore(ネヴァーモア)
8.Mental Medication(メンタル・メディケイション)

John Wetton (bass, vocals)
Allan Holdsworth (guitars)
Eddie Jobson (keyboards, electric violin)
Bill Bruford (drums, percussion)
 ジャズロック的な躍動感とボップな一面も覗かせ、スーパーテクニカル4人衆の優れた音楽性が繰り広げられる傑作アルバム。
 1曲目の〈In The Dead Of Night〉は変拍子パターンが特徴的で軽快なナンバー。ギターが印象的に響くシンフォニック・ジャズ・ロック。2曲目の〈By The Light Of Day〉はウェットンの美しいヴォーカルが空間に広がるロマンティックな作品。3曲目の〈Presto Vivace And Reprise〉ではシンセサイザーによるカデンツァには思わず息をのむ。3 曲目までが1つの組曲となっている。4曲目の〈Thirty Years〉はアコースティック・ギターとシンセサイザーが叙情的な雰囲気を漂わす。5曲目の〈Alaska〉ではシンセサイザーのファンファーレなどELPを彷彿させるインストルメンタル。6曲目の〈Time To Kill〉では途中で変調子になるが技巧的なプレイが随所に散りばめられている。7曲目の〈Nevermore〉は静かに始まるが、次第にリズミカルなサウンドへと変化する異色ナンバー。

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Danger Money(デンジャー・マネー)(1979)☆☆☆

Danger Money 1.Danger Money(デンジャー・マネー)
2.Rendezvous 6:02(ランデブー6:02)
3.The Only Thing She Needs(ジ・オンリー・シング・シー・ニーズ)
4.Caesar's Palace Blues(シーザーズ・パレス・ブルース)
5.Nothing To Lose(ナッシング・トゥ・ルーズ)
6.Carrying No Cross(キャリング・ノー・クロス)

John Wetton (lead voice, bass)
Eddie Jobson (keyboards, electric violin)
Terry Bozzio (drums, percussion)
 デビュー作後にブルフォードとホールズワースが脱退。ドラムにフランク・ザッパのグループ出身のアメリカ人テリー・ボジオを迎える。ウェットンのポップ性が増し、かつ3人のクオリティーの高さとが見事に調和されているアルバム。
 1曲目のタイトル曲〈Danger Money〉はシンプルなビートにハードボイルドなイメージの楽曲。2曲目の〈Rendezvous 6:02〉はウェットンのヴォーカルと変拍子が印象的なポップ・ナンバー。3曲目の〈The Only Thing She Needs〉は開放的で躍動感溢れる作品。4曲目の〈Caesar's Palace Blues〉ではエレクトリック・ヴァイオリンを大きくフィーチュアされ、ドラムも圧巻。5曲目の〈The Only Thing She Needs〉では難解で複雑な曲を完璧な演奏力で仕上げている。UKならではの魅力たっぷりの楽曲。6曲目の〈Carrying No Cross〉は、不気味なイントロから始まり、複雑に曲が展開。幅広い感性を導きだすプログレ的大作。残念ながら、オリジナル作品はこの2作目をもって解散となる。

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Night After Night(1979)

Night After Night 1.Night After Night
2.Rendezvous 6:02
3.Nothing To Lose
4.As Long As You Want Me Here
5.Alaska
6.Time To Kill
7.Presto Vivace
8.In The Dead Of Night
9.Caesar's Palace Blues

John Wetton (lead voice, bass)
Eddie Jobson (keyboards, electric violin)
Terry Bozzio (drums, percussion)
 この日本でのライブアルバムを最後として、UKは解散してしまう。
(未聴です)

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