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●ジョン・ウェットン John Wetton (Bass,Vocals)
 1949年イギリス生まれ。60年代終わりに《モーグル・スラッシュ》で本格的な音楽活動を開始。1971年、ロジャー・チャップマン率いる《ファミリー》に参加。そして1972年9月、《キング・クリムゾン》に加入する。その後、脱退し、《ロキシーミュージック》や《ユーライア・ヒープ》など、イギリスの有名なグループを転々とする。
 1976年には《ユーライア・ヒープ》を脱退した後はセッション中心の音楽活動を続け、ブライアンフェリーなど数々のセッション・ワークに参加している。
 1978春、ビル・ブラッフォード、エディ・ジョプソン、アラン・ホールズ・ワースを加えた4人組で《U.K.》をスタートさせた。しかし、1979年に2枚のオリジナル・アルバムを残して解散。
 1981年、スティーヴ・ハウ、カール・パーマーに誘われ、ジョフリー・ダウンズを加えて《Asia》を結成。1982年のデビューアルバム『Asia(詠時感〜時へのロマン〜)』は大ヒットを記録する。その後、脱退や加入を繰り返し、また《ウェットン・マンザネラ》などを結成したりする。

●エディー・ジョブソン Eddie Jobson (Keyboards,Violin)
 1955年、イギリス生まれ。7才の頃から、ピアノとヴァイオリンの手ほどきを受けていた。17才の時に、《カーヴド・エア》に参加。その後は《フランク・ザッパ・グループ》や《ロキシー・ミュージック》等に在籍する。
 1978年、ビル・ブラッフォード、ジョン・ウェットンに誘われ、 《U.K.》結成に参加した。キーボード・プレーヤーとして素晴らしい一面と、それ以上にヴァイオリニストとしての才能は目を見張るものがある。

●アラン・ホールズワース Allan Holdsworth (Guitar)
 1948年8月、イギリス生まれ。《テンペスト》、《ソフト・マシーン》、《ゴング》などに在籍する。
  1978春、ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォード、エディ・ジョプソンとで4人組で《U.K.》をスタートさせた。しかし、ブラッフォードと共にファースト・アルバムのみの参加でUKを去ってしまう。 そして、共に11月に《ブラッフォード》を結成。これも1枚目で脱退する。

●ビル・ブラッフォード Bill Bruford (Drums)
 1949年イングランドケント州セヴンオークスに動物外科医の息子として生まれる。10歳位のときに姉がワイアーブラシでレコードのジャケットの裏を叩くとドラムのような音がするのを教えてくれたのをきっかけにドラムを始める。13才の時からパーカッションのレッスンを始める。1968年、ロンドンに渡って本格的な音楽活動を開始。その夏のメロディー・メーカー誌に載った〔イエス〕のメンバー募集の記事を見てイエスに加入。以後5枚目のアルバム「危機」まで参加している。
 その後、再編成の〔キング・クリムゾン〕に加わり74年9月までに4枚のアルバムを発表している。その後、〔ゴング〕等のバンドに在籍した後、76年には〔ジェネシス〕のツアーに参加するなど多彩な活躍をする。77年にソロとして《Feels Good To Me》を、78年に《One Of A Kind》をリリース。
 1978春、ジョン・ウェットン、エディ・ジョプソン、アラン・ホールズ・ワースとで4人組で〔U.K.〕をスタートさせた。しかし、ホールズワースと共にファースト・アルバムのみの参加でUKを去ってしまう。そして、共に11月に〔ブラッフォード〕を結成。79年にはソロとして《The Bruford Tapes》、80年には《Gradually Going Tornado》をリリース。
 1981年、ロバート・フィリップ、エイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィンとで、〔キング・クリムゾン〕として《Discipline(ディシプリン)》などを発表し、現在まで活動を続けている。84年にはパトリック・モラーツと〔モラーツ=ブラッフォード〕にも参加している。86年には《Master Strokes》をリリース。87年に"もうひとつのYES"ABWH始動。翌年に《Anderson Bruford Wakeman Howe》をリリース。以降、〔キング・クリムゾン〕ほか様々なアーチストとプロジェクト活動を行う。

●テリィー・ボジオ Terry Bozzio (Drums)
 1979年のU.K.セカンドアルバムより参加。もともとは本場アメリカのジャズ、フュージョン畑で活躍していた。UK解散後は、《ミッシング・パーソンズ》などのバンドを結成している。

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