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ジャーマン・ロック・グループであるNeu!（ノイ）は1971年、〔Kraftwerk（クラフトワーク）〕に在籍していたクラウス・ディンガー（主にドラム）とミヒャエル・ローター（主にギター）が結成した。（「Neu」はドイツ語で「新しい」という意味を持つ）
同年、ジャーマンロックの名プロデューサーのコニー・プランクと共に１ｓｔアルバムを作成し始める。翌72年に《Neu!》を発表する。ディンガーによる単調なビートと、ローターの単純なギターカッティングが特徴で、様々な実験的なサウンドを生み出した。
1973年、２ｎｄアルバム《Neu!2》をリリース。前作での特徴ある音楽性を踏まえ、同一曲をテープの早回し・遅回しによるテンポの変調を取り入れた作品を発表した。これは現代音楽にも通じると言える。
1975年、トーマス・ディンガーとハンス・ランぺを加え４人組となり３ｒｄアルバム《Neu!75》を発表。前２作に比べると実験色は薄れ、聴きやすい作品となった。アルバム発表後、ローターはクラスターとの共同グループ〔Harmonia（ハルモニアバンド）〕を結成しバンドを脱退。残された３人は〔La Dusseldorf（ラ・デュッセルドルフ）〕を結成し、〔Neu!〕で見せた音楽性をより快楽度の高いものにしていった。ちなみに、1995年に未発表音源《Neu! 4》が発表されている。 |
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