Asia

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MUSIC

Asia（詠時感～時へのロマン～）(1982) ☆☆

1.Heat Of The Moment(ヒート・オブ・ザ・モーメント)
2.Only Time Will Tell(時へのロマン)
3.Sole Survivor(孤独のサヴァイヴァー)
4.One Step Closer(ワン・ステップ・クローサー)
5.Time Again(タイム・アゲイン)
6.Wildest Dreams(この夢の果てまで)
7.Without You(ウィズアウト・ユー)
8.Cutting It Fine(流れのままに)
9.Here Comes The Feeling(ときめきの面影)

John Wetton (bass, vocal)
Geoff Downes (keyboards)
Steve Howe (guitar, vocal)
Carl Palmer (drums)

　ビルボードで９週もの間１位に輝く大ヒットアルバム。全体的なポップな仕上りのなかに、プログレ的要素、ハード的要素、メロディアスな要素などが見事に融合している作品。
　１曲目の〈Heat Of The Moment〉はシングルカットされ3週連続4位。ジョン・ウェットンの透き通ったヴォーカルが入るパワフルなビートの格好良いナンバー。２曲目の〈Only Time Will Tell〉は17位を記録したメロディアスでスケールのある曲。６曲目の〈Wildest Dreams〉は美しいバラードで始まり、ジェフのキーボードやハウのギター・ソロが印象的な曲。８曲目の〈Cutting It Fine〉の間奏部分のプログレ的な仕上がりも好きな部分だ。

▲UP

Alpha(アルファ)(1983) ☆

1.Don't Cry(ドント・クライ)
2.The Smile Has Left Your Eyes(嘘りの微笑み)
3.Never In A Million Years(ネバー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ)
4.My Own Time (I'll Do What I Want)(マイ・オウン・タイム)
5.The Heat Goes On(ザ・ヒ－ト・ゴーズ・オン)
6.Eye To Eye(悲しみの瞳)
7.The Last To Know(時の旅人)
8.True Colors(トゥルー・カラーズ)
9.Midnight Sun(ミッドナイト・サン)
10.Open Your Eyes(永遠の輝き)

John Wetton (bass, vocal)
Geoff Downes (keyboards)
Steve Howe (guitar, vocal)
Carl Palmer (drums)

　衝撃的なデビュー作と比較して聴きやすくなっているが、インパクトに欠ける。
　１曲目の〈Don't Cry〉は軽快なリズムの曲でシングル・ヒットし全米１０位に上昇。２曲目のバラード〉The Smile Has Left Your Eyes〉のジョンのヴォーカルが気持ちいい。また、４曲目の〈My Own Time〉もジョンのヴォーカルが徐々に盛り上がるナンバー。
UKチャート5位、USAチャート6位、USA年間アルバム・チャート１位。

▲UP

Astra（アストラ）(1985) ☆

1.Go(ゴー)
2.Voice Of America(ヴォイス・オブ・アメリカ)
3.Hard On Me(ハード・オン・ミー)
4.Wishing(ウィッシング)
5.Rock And Roll Dream(ロックン・ロール・ドリーム)
6.Countdown To Zero(カウントダウン・トゥ・ゼロ)
7.Love Now Til Eternity(ラヴ・ナウ)
8.Too Late(トゥー・レイト)
9.Suspicion(サスピション)
10.After The War(アフター・ザ・ウォー)

John Wetton (bass, vocal)
Geoff Downes (keyboards)
Mandy Mayer (guitar)
Carl Palmer (drums))

　前作リリース後にジョン・ウェットンが離脱し、グレック・レイクが代役。不評によりウェットンが復帰し、音楽性の違うスティーヴ・ハウは離脱。空席のギターリストにマンディ・メイヤーを迎えて作成されたのが本作。１年近くをかけてレコーディングなどを行い、ジョン・ウェットンの自信作であり、前作を踏襲した内容であったが、セールス的には今一つであった。１曲目の〈Go〉は全米４６位のスマッシュ・ヒットを記録。UKチャート67位

▲UP

Then And Now（ゼン・アンド・ナウ）(1990) ☆

1.Only Time Will Tell(時へのロマン)
2.Heat Of The Moment(ヒート・オブ・ザ・モーメント)
3.Wildest Dreams(この夢の果てまで)
4.Don't Cry(ドント・クライ)
5.The Smile Has Left Your Eyes(嘘りの微笑み)
6.Days Like These(デイズ・ライク・ディーズ)
7.Prayin' 4 A Miracle(プレイン・フォー・ア・ミラクル)
8.Am I In Love?(アム・アイ・イン・ラヴ？)
9.Summer (Can't Last Too Long)(サマー遅過ぎた夏)
10.Voice Of America(ヴォイス・オブ・アメリカ)

John Wetton (bass, vocal)
Geoff Downes (keyboards)
Carl Palmer (drums)
Steve Howe (guitar 1-5, vocal)
Mandy Mayer (guitar 8,10)
Steve Lukather(guitar 6)
Ron Komie(guitar 7)
Scott Gorham(guitar 9)

　1989年に再出発が発表されてからリリースされた作品で、過去のヒット曲が６曲と、1985～1990年に録音された未発表曲の４曲が収められているベスト盤のようなもの。未発表曲の６～９曲目のギタリストが曲毎に代わっているのが特徴。
　８曲目の〈Am I In Love?〉はバラードでスケールのジョンのヴォーカルが響く壮大な曲。９曲目の〈Summer〉はエイジアらしい華やかで軽快なリズムの格好良いナンバー。USAチャート114位。

▲UP

Aqua（アクア）(1992) ☆

1.Aqua I(アクア・パート１)
2.Who Will Stop The Rain(フー・ウィル・ストップ・ザ・レイン？)
3.Lay Down Your Arms(レイ・ダウン・ユア・アームズ)
4.Heaven On Earth(ヘヴン・オン・アース)
5.Someday(サムデイ)
6.Crime Of The Heart(クライム・オブ・ザ・ハート)
7.A Far Cry(ファー・クライ)
8.Back In Town(バック・イン・タウン)
9.Don't Call Me(ドント・コール・ミー)
10.Love Under Fire(ラヴ・アンダー・ファイアー)
11.The Voice Of Reason(ヴォイス・オブ・リーズン)
12.Aqua II(アクア・パート２)

John Payne　(Bass, Guitar, Vocals)
Geoff Downes (Keyboards)
Steve Howe (Guitar)
Al Pitrelli (Guitar)
Ant Glynne (Guitar)
Carl Palmer (Drums)
Simon Phillips (Drums)
Nigel Glockler (Drums)

　ジョン・ウェットンは脱退し代わりに新たにジョン・ペインを加え、ギターはアル・ピトレリを中心にスティーブ・ハウまで名を連ねている。主に曲はジェフリー・ダウンズとカール・パーマーの共作で作られている。今までのウェットン色とは違い、やや平坦に感じるサウンドに仕上がり、よりポピュラーな新局面が感じられる作品。
　１曲目とラスト〈Aqua〉、バラードの５曲目〈Someday〉、９曲目〈Don't Call Me〉くらいしか聞きどころはない。

▲UP

Arena（アリーナ）(1995) ☆

1.Into The Arena(イントゥ・ジ・アリーナ)
2.Arena(アリーナ)
3.Heaven(ヘヴン)
4.Two Sides Of The Moon(トゥー・サイズ・オブ・ザ・ムーン)
5.The Day Before The War(ザ・デイ・ビフォア・ザ・ウォー)
6.Never(ネヴァー)
7.Falling(フォーリング)
8.Words(ワーズ)
9.U Bring Me Down(ユー・ブリング・ミー・ダウン)
10.Tell Me Why(テル・ミー・ホワイ)
11.Turn It Around(ターン・イット・アラウンド)
12.Bella Nova(ベラ・ノヴァ)

John Payne (Bass, Guitar, Vocals)
Geoff Downes (Keyboards)
Aziz Ibrahim (Guitar)
Elliott Randall (Guitar)
Hotei Tomayasu (Guitar)
Michael Sturgis (Drums)
Luis Jardim (Percussion)

　本作品はギターが２人になり５人編成。AORサウンドが本格化している作品。繰り返し聞く気がしない。

▲UP

Song from the vaults（封印の宝箱～ロック・カプセル）(1997) ☆

1.Boys From Diamond City(ボーイズ・フロム・ダイアモンド・シティ)
2.Obsession(オブセッション)
3.I Can't Wait A Lifetime(アイ・キャント・ウェイト・ア・ライフタイム)
4.Showdown(ショウダウン)
5.Heart Of Gold(ハート・オブ・ゴールド)
6.Don't Come To Me(ドンド・カム・トゥ・ミー)
7.Reality(リアリティ)
8.A.L.O.
9.Love Like The Video(ラヴ・ライク・ザ・ビデオ)
10.The Smoke That Thunders(ザ・スモーク・ザット・サンダース)
11.Satellite Blues(サレタイト・ブルース)
12.I Believe(アイ・ビリーヴ)
13.The Voice Of Reason - Live1992(ヴォイス・オブ・リーズン)

アーカイヴァ1、2のリニューアル盤。『アーカイヴァ』の中からロック色の強い作品が選曲されている。

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