名こそ惜しめ−硫黄島 魂の記録
○出版社/文春文庫 ○2008年12月
○目次
硫黄島へ/迎撃準備/死への覚悟/破滅への足音/将軍の苦悩/最後の準備/海兵隊上陸/死闘/散ってゆく花/火焔の戦場/最後の戦闘/埋葬/黙祷
ここに付箋・・・
■硫黄と金属塩類のまじった水で炊いた飯、栄養失調に倒れた兵は全身蝿に覆われた
■迫る死を前にして一人でも多く道連れにしてやるという敵慢心
■到着した部隊は酷使され自爆を強いられる
■米機動部隊艦載機は第二次世界大戦における最大規模の艦砲射撃をおこう
■日本守備隊は火力において三千五百倍の米軍を相手に戦い、互角以上の勝負をした
■最後の戦闘
■戦死者の内臓を自分の上着やズボンの中に入れ敵戦車の襲来を待った
■六割もの将兵が自殺したのは上官や同僚から殺される心配があったから
■いまも一万二千体を超える旧日本軍将兵の遺体が埋まったまま