世に棲む日日・1
○出版社/文春文庫 ○1986年
○時代/幕末維新
○目次
松本村/玉木文之進/長門の海/平戸へ/島の城下/山鹿屋敷/帰国/桜田藩邸/手形/脱藩/泣く話/売られる/家郷/追放/天涯への旅/金剛山/象山/浦賀へ/浦賀/過激者/長崎へ/岸頭
幕末、ある時点から長州藩は突如倒幕へと暴走した。その原点に立つ吉田松陰と、師の思想を行動化したその弟子高杉晋作を中心に変革期の人物群を生き生きとあざやかに描き出す長篇。
ここに付箋・・・
■松陰以後
■異常に勉強好きな藩風に松陰は甘えた
■江戸の留学生活がよくてたまらない松陰
■仲間との約束を守るために脱藩
■志が成功するかどうでなく、成すことになる
■松陰はふしぎな性格で自分の罪の軽重などいっこうに気にならない
■「狂」が好き
■思考は柔軟だが行動は過激者