菜の花の沖6
○出版社/文春文庫 ○1987年3月
○時代/江戸時代
○目次
遭遇/北へ/カムチャッカ/冬営/無明/流氷の海へ/泊村の海/日本陣屋/展開/箱館好日/晩霞
江戸後期、ロシア船の出没する北辺の島々の開発に邁進し、日露関係のはざまで数奇な運命をたどつた北海の快男児、高田屋嘉兵衛の生産を克明に描いた雄大なロマン。
ここに付箋・・・
■捕らえた嘉兵衛の人品や態度からよほどの者と値ぶみした
■嘉兵衛とリカルドの友誼が戦争を回避した
■町人の嘉兵衛が外交の任にあたる異例の決定