菜の花の沖4
○出版社/文春文庫 ○1987年3月
○時代/江戸時代
○目次
波涛/重蔵/三筋の潮/火山島/択捉島雑記/帰帆/東の大灘/転変/択捉十五万石
江戸後期、ロシア船の出没する北辺の島々の開発に邁進し、日露関係のはざまで数奇な運命をたどつた北海の快男児、高田屋嘉兵衛の生産を克明に描いた雄大なロマン。
ここに付箋・・・
■利と欲は違う
■松前藩は千島を領土と考えた
■大公儀のために蝦夷地の海運をひきうける
■嘉兵衛たちは蝦夷の人々と共生した