この国のかたち1
○出版社/文春文庫 ○1990年
長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて、独自の史観と明快な論理で解きあかした注目の評論。
ここに付箋・・・
■日本人は、いつも思想はそとからくるものだと思っている
■宋学(水戸)イデオロギーが生きた
■維新の功労者は旧主の統治権をうばいつつも旧主家に対して複雑な感情をもつ
■秀吉は信長の嫉妬を買わぬよう、できるだけその才を秘めた
■日本人は中国人と比べ常に緊張している