Peter Gabriel
TOP HISTORY MUSIC
-INDEX-

Peter Gabriel T(1977) ☆☆

Peter Gabriel 1 1.Moribund The Burgermeister(モリバンド・ザ・バーガーマイスター)
2.Solsbury Hill(ソルスベリー・ヒル)
3.Modern Love(モダン・ラヴ)
4.Excuse Me(エクスキューズ・ミー)
5.Humdrum(ハムドラム)
6.Slowburn(スローバーン)
7.Waiting For The Big One(ウェイティング・フォー・ザ・ビッグ・ワン)
8.Down The Dolce Vita(ダウン・ザ・ドルチェ・ヴィータ)
9.Here Comes The Flood(ヒア・カムズ・ザ・フラッド)

 ジェネシス脱退後2年を経て発表された初のソロ・アルバム。1曲目の〈Moribund The Burgermeister〉、5曲目の〈Humdrum〉、最後の〉Here Comes The Flood〉などジェネシス的なサウンドが垣間見られ、お気に入りのナンバー。USチャート7位。軽快なリズムの〈Solsbury Hill〉は英13位のヒットとなる。

▲UP

Peter Gabriel U (1978) ☆☆

Peter Gabriel U 1.On The Air(オン・ジ・エア)
2.D.I.Y.(D.I.Y.)
3.Mother Of Violence(マザー・オブ・ヴァイオレンス)
4.A Wonderful Day In A One Day World(ア・ワンダフル・デイ・イン・ア・ワン・ウェイ・ワールド)
5.White Shadow(ホワイト・シャドウ)
6.Indigo(インディゴ)
7.Animal Magic(アニマル・マジック)
8.Exposure(エクスポージャー)
9.Flotsam And Jetsam(フラットサム・アンド・ジェットサム)
10.Perspective(パースペクティヴ)
11.Home Sweet Home(ホーム・スウィート・ホーム)

 ロバート・フリップがプロジュースしたセカンドアルバム。1曲目の〈On The Air〉からしてポップなナンバーで、全体的に見られる傾向。また力強いヴォーカルも印象的。5曲目のインストルメンタルの〈White Shadow〉は幻想的なサウンド。6曲目の〈Indigo〉はまさに〔ジェネシス〕時代を思わせる。USチャート10位。

▲UP

Peter Gabriel V (1980) ☆☆☆

Peter Gabriel V 1.Intruder(イントゥルーダー)
2.No Self Control(ノー・セルフ・コントロール)
3.Start(スタート)
4.I Don't Remember(アイ・ドント・リメンバー)
5.Family Snapshot(ファミリー・スナップショット)
6.And Through The Wire(アンド・スルー・ザ・ワイヤー)
7.Games Without Frontiers(ゲームズ・ウィズアウト・フロンティアーズ)
8.Not One Of Us(ノット・ワン・オブ・アス)
9.Lead A Normal Life(リード・ア・ノーマル・ライフ)
10.Biko(ビコ)

 スティーヴ・リリーホワイトがプロデュースした3rdアルバム。全英チャート1位に輝く。ケイト・ブッシュらがゲスト参加。ジェネシスの影などはなく、ガブリエル独特のサウンドが満ちている作品。4曲目の〈I Don't Remember〉は乗りの良いリズムの曲で心地よい。3曲目の〈Start〉と9曲目の〈Lead A Normal Life〉はインストルメンタル。そして最後の曲〈biko〉が特に好きで、次回作を暗示させるような民族音楽的要素などを織り交ぜた曲である。

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Peter Gabriel W (1982) ☆☆☆

Peter Gabriel W 1.The Rhythm Of The Heat(ザ・リズム・オブ・ザ・ヒート)
2.San Jacinto(サン・ジャシント)
3.I Have The Touch(アイ・ハヴ・ザ・タッチ)
4.The Family And The Fishing Net(ザ・ファミリー・アンド・ザ・フィッシング・ネット)
5.Shock The Monkey(ショック・ザ・モンキー)
6.Lay Your Hands On Me(レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー)
7.Wallflower(ウォールフラワー)
8.Kiss Of Life(キス・オブ・ライフ)

 ガブリエルの作品の中で最も好きな作品。他の作品と比較し、アフリカ民族音楽の色合いが極端に強い傑作。1曲目の〈The Rhythm Of The Heat〉の後半は激しいリズムで民族サウンドを聞かせる。4曲目の〈The Family And The Fishing Net〉はリズムがよく変化し、ストレンジな世界を覗かせて興味深い。5曲目の〈Shock The Monkey〉は早いリズム曲で乗りが良い。6曲目の〈Lay Your Hands On Me〉では徐々にメロディが盛り上がる。7曲目の〈Wallflower〉はスローテンポでガブリエルの声が響く。最後の〈Kiss Of Life〉は軽快なリズムのポップ・サウンドの曲。
USチャート6位

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Plays Live (1983) ☆☆

Plays Live 【DISC 1】
1.The Rhythm Of The Heat(ザ・リズム・オブ・ザ・ヒート)
2.I Have The Touch(アイ・ハヴ・ザ・タッチ)
3.Not One Of Us(ノット・ワン・オブ・アス)
4.Family Snapshot(ファミリー・スナップショット)
5.D.I.Y.(D.I.Y.)
6.The Family And The Fishing Net(ザ・ファミリー・アンド・ザ・フィッシング・ネット)
7.Intruder(イントゥルーダー)
8.I Go Swimming(アイ・ゴー・スイミング)
【DISC 2】
1.San Jacinto(サン・ジャシント)
2.Solsbury Hill(ソルスベリー・ヒル)
3.No Self Control(ノー・セルフ・コントロール)
4.I Don't Remember(アイ・ドント・リメンバー)
5.Shock The Monkey(ショック・ザ・モンキー)
6.Humdrum(ハムドラム)
7.On The Air(オン・ジ・エア)
8.Biko(ビコ)

 2枚組のライブアルバム。ガブリエルの力強いヴォーカルが素晴らしい。USチャート8位。

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So (1986) ☆☆☆

So 1.Red Rain(レッド・レイン)
2.Sledgehammer(スレッジハンマー)
3.Don't Give Up(ドント・ギヴ・アップ)
4.That Voice Again(ザット・ヴォイス・アゲイン)
5.In Your Eyes(イン・ユア・アイズ)
6.Mercy Street(マーシー・ストリート)
7.Big Time(ビッグ・タイム)
8.We Do What We're Told(ウィ・ドゥ・ホワット・ウィアー・トールド)
9.This Is The Picture(ディス・イズ・ザ・ピクチャー)

 全英1位、全米2位となったポピュラー性豊かな大ヒット・アルバム。ヒット曲の〈Sledgehammer〉や私の大好きな曲であるケイト・ブッシュとのデュエット・バラード〈Don't Give Up 〉などが収録されている。6曲目の〈Mercy Street〉も聞きやすくて素晴らしい。

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Passion (最後の誘惑)(1998)☆☆

Passion 1.The Feeling Begins(奇跡の始まり)
2.Gethsemane(受難の園)
3.Of These, Hope(望み)
4.Lazarus Raised(ラザロの復活)
5.Of These, Hope - Reprise (望み-リプライズ)
6.In Doubt(誘惑)
7.A Different Drum(異なる響き)
8.Zaar(ツァール)
9.Troubled (難儀)
10.Open(心を開いて)
11.Before Night Falls (日暮れ前)
12.With This Love (愛に包まれて)
13.Sandstorm (砂嵐)
14.Stigmata(聖痕)
15.Passion(受難)
16.With This Love - Choir(愛に包まれて-クワイア-)
17.Wall Of Breath(生命の壁)
18.The Promise Of Shadows(闇の契り)
19.Disturbed (妨害)
20.It Is Accomplished(成就)
21.Bread And Wine(パンとふどう酒)

 アラン・パーカー監督の『バーディ』に続くサウンド・トラック作品。内容がイエス・キリストとマグダラのマリアの愛を扱ったもので、上映禁止になったフランスのような国もあった。音楽は映画で使うことが出来なかった録音も含まれていて時間をかけまとめ直されたものであり、映画サントラそのものとは若干違っている。

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Shaking The Tree(グレイテスト・ヒッツ)(1990) ☆

Shaking The Tree 1.Solsbury Hill(ソルスベリー・ヒル)
2.I Don't Remember(アイ・ドント・リメンバー)
3.Sledgehammer(スレッジハンマー)
4.Family Snapshot(ファミリー・スナップショット)
5.Mercy Street(マーシー・ストリート)
6.Shaking The Tree(シェイキング・ザ・トゥリー)
7.Don't Give Up(ドント・ギヴ・アップ)
8.San Jacinto(サン・ジャシント)
9.Here Comes The Flood(ヒア・カムズ・ザ・フラッド)
10.Red Rain(レッド・レイン)
11.Games Without Frontiers(ゲームズ・ウィズアウト・フロンティアーズ)
12.Shock The Monkey(ショック・ザ・モンキー)
13.I Have The Touch(アイ・ハヴ・ザ・タッチ)
14.Big Time(ビッグ・タイム)
15.Zaar(ツァール(インストゥルメンタル))
16.Biko(ビコ)

  初のデジタル・リマスタリングによる15曲が収められているベスト・アルバム。

▲UP

Us(アス) (1992) ☆

Us 1.Come Talk To Me(カム・トーク・トゥ・ミー)
2.Love To Be Loved(タヴ・トゥ・ビー・ラヴド)
3.Blood Of Eden(エデンの情熱)
4.Steam(スティーム)
5.Only Us(オンリー・アス)
6.Washing Of The Water(河は流れて)
7.Digging In The Dirt(この夢の果て)
8.Fourteen Black Paintings(フォーティーン・ブラック・ペインティングス)
9.Kiss That Frog(キス・ザット・フロッグ)
10.Secret World(シークレット・ワールド)

 前作から6年間を経て92年に発表された落ち着いた観のある作品。シニード・オコナーやブライアン・イーノなど、多彩なゲストが参加した。この中では3曲目の〈Blood Of Eden〉はメローなナンバー。最後の〈Secret World〉の軽快なサウンドで心地よい。

▲UP

OVO- Millennium Show (2000) ☆

VOV 1..Story of Ovo(ザ・ストーリー・オブ・OVO)
2.Low Light(ロウ・ライト)
3.Time of the Turning(ザ・タイム・オブ・ザ・ターニング)
4.Man Who Loved the Earth/The Hand That Sold Shadows(地球を愛した男/影を売った手)
5.Time of the Turning /The Weavers Reel [Reprise/The Weavers Reel](タイム・オブ・ザ・ターニング)
6.Father, Son(ファーザー・サン)
7.Tower That Ate People(人食いの塔)
8.Revenge(リヴェンジ)
9.White Ashes(白塵)
10.Downside-Up(ダウンサイド・アップ)
11.Nest That Sailed the Sky(空を渡る巣)
12.Make Tomorrow(メイク・トゥモロウ)

 ミレニアム・ドームのサウンド・トラック。その内容は、ある家族の3世代の人生を通し、人間の進化の3段階を物語っている。これは内的葛藤と身の回りの変化によって分段された、変革期にある家族の物語であり、ラヴ・ストーリー。この3幕のショーの流れを反映して音楽と楽器は使われて、インストゥルメンタルの部分が多い。6曲目の〈Father, Son〉や12曲目の〈Make Tomorrow〉でフィーチャーされているガブリエルの力強いヴォーカルが印象的で素晴らしい。

▲UP

Up(アップ) (2002年) ☆☆

UP 【Disc 1】
1.Darkness(ダークネス)
2.Growing Up(グローイング・アップ)
3.Sky Blue(スカイ・ブルー)
4.No Way Out(ノー・ウェイ・アウト)
5.I Grieve(アイ・グリーヴ)
6.The Barry Williams Show(ザ・バリー・ウィリアムズ・ショウ)
7.My Head Sound Like That(マイ・ヘッド・サウンズ・ライク・ザット)
8.More Than This(モア・ザン・ディス)
9.Signal To Noise(シグナル・トゥ・ノイズ)
10.The Drop(ザ・ドロップ)
【Disc 2】
1.The Barry Willams Show(ザ・バリー・ウィリアムズ・ショウ(エディット))
2.My Head Sounds Like That(マイ・ヘッド・サウンズ・ライク・ザット(ロイクソップ・リミックス))
3.Cloudless(クラウドレス(ラジオ・エディット))

 オリジナル・スタジオ作として《US》以来、10年ぶりとなる作品。〉死〉をモチーフにした楽曲が半数が収められている。1曲目の〈Darkness〉は動と静のコントラストが鮮やかなナンバーで実に歯切れがよい。5曲目の〈I Grieve〉は徐々に盛り上がっていく展開。7曲目の〈My Head Sound Like That〉はバラードで独創的な音の空間が広がる。9曲目の〈Signal To Noise〉はパワフルで躍動感があふれる。Disc2の2曲目〈My Head Sounds Like That〉は色々な音の要素を取り入れ、自由な発想で表現ユーモラスな楽曲。

▲UP

Hits (2003) ☆

Hit 1.Solsbury hill(ソルスベリー・ヒル)
2.Shock the monkey(ショック・ザ・モンキー)
3.Sledghammer(スレッジハンマー)
4.Don't give up(ドント・ギヴ・アップ)
5.Games without frontiers(ゲームズ・ウィズアウト・フロンティアーズ)
6.Big time(ビッグ・タイム)
7.Burn you up,Burn you down(バーン・ユー・アップ,バーン・ユー・ダウン)
8.Growing up(グローイング・アップ)
9.Digging in the dirt(この夢の果て)
10.Blood of eden(エデンの情熱)
11.More than this(モア・ザン・ディス)
12.Biko(ビコ)
13.Steam(スティーム)
14.Red rain(レッド・レイン)
15.Here comes the flood(ヒア・カムズ・ザ・フラッド)

 ベスト盤です。手っ取り早くガブリエルを知るには丁度良い作品です。

▲UP

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