Jon Anderson(vocals)
Steve Howe(guitars,vocals)
Chris Squire(bass,vocals)
Rick Wakeman(keyboards)
Bill Bruford(drums,percussion) |
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1972年に発表された。 70年代プログレの最高傑作の1つ。どの曲をみても構成は素晴らしく、幻想的な世界を見事に表現している。残念なのはドラムのビルがこの作品を最後に〔キング・クリムゾン〕へ移籍したことだ。
1曲目の〈Closeto the Edge〉は小鳥のさえずりなどの煌めくような音のフェードインのイントロから始める。前半ではエネルギッシュで複雑な曲展開に完璧な演奏が続く。中盤には一転してジョンのヴォーカルが印象的な静寂な世界が広がる。後半には躍動感あるドラマチックな音が展開する。フィナーレでは再び小鳥のさえずりなどの煌めくような音で締めくくる。イエスならではの魅力たっぷりの傑作。2曲目の〈And You and I〉は前半はアコースティックでのどかな雰囲気が漂う。中盤ではドラム音がパワフルで印象的なスローばリズムに。再びアコースティックでのどかな雰囲気でジョンの透き通ったヴォーカルが印象的になる。3曲目の〈Siberian Khatru〉はパワフルで乗りの良い展開。
UKチャート4位、USAチャート3位 |