こんな時のお勧めプログレは?
このコーナーでは、様々な情景や場面、条件を想像して、
お勧めのプログレ音楽を紹介したいと思います。
 是非、その気分でお聴き下さい。

平和を志向するクラシカルなミサ曲集・・・

「The Armed Man:A Mass For Peace (平和への道程)」
Karl Jenkins(カール・ジェンキンス)

The Armed Man:A Mass For Peace 1..The Armed Man(勇壮なる戦士)
2.The Call To Prayers(コール・トゥ・プレイアズ)
3.Kyrie(キリエ)
4.Save me From Bloody Men(セイヴ・ミー・フロム・ブラッディ・メン)
5.Sanctus(サンクタス(三聖踊))
6.Hymn Before Action(ヒム・ビフォア・アクション)
7.Charge!(チャーヂ)
8.Angry Flames(怒りの炎)
9.Torches(トーチ)
10.Agnus Dei(神の子羊)
11.Now The Guns Have Stopped(銃声の鳴り止むとき)
12.Benedictus(ベネディクトゥス)
13.Better Is Peace(ベター・イズ・ピース)

 2001年に発表された作品。《アディエマス》のカール・ジェンキンスがミレニアムの記念に王立造兵博物館から依頼を受けて製作された作品。発端は、戦史研究の第一人者である同館長のガイ・ウィルソンが、15世紀に作られた戦意高揚曲「L' Homme Arme」が、あまりに痛みを伴う響きを感じ、平和を喚起させる新たなシンフォニーの作成を考えたのが発端。カールは1999年から取りかかり、ウィルソンが提供する資料などを参考にしながら、戦意高揚の古曲が平和への組曲の軸になりうるという逆説的発送で作りあげていった。内容は5世紀前の英仏戦争から生まれたレクイエム(鎮魂歌)をテーマにしたもの。丁度、コソボ紛争が起こった時期と重なり、宗教対立や民族紛争までが頭をよぎったという。内容はヨーロッパ的ミサの楽曲集でありながら、イスラムやヒンズーの声も取り入れられていた傑作である。
  3曲目の〈Kyrie〉はソロ、コーラス、オーケストラが融合され哀愁漂うナンバー。7曲目の〈Charge!〉はヴォーカルの繰り返しや勇壮な管楽のアレンジがプログレ風で好きな楽曲。10曲目の〈Agnus Dei〉はミサ曲の美しさが堪能できる作品。12曲目の〈Benedictus〉は静寂な世界を魅せてくれる。13曲目の〈Better Is Peace〉はケルト的要素を取り入れた壮大なナンバーで締めくくる。


-MUNE-