John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards) |
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1999年に発表された作品。主題は輪廻転生で、5人の人物が登場する。ニコラスという主人公が催眠術によって過去に惨殺されたヴィクトリアなる少女へ生まれ変わり、2人の男性の間で翻弄される壮絶な姿を見る。語り口から壮大な物語へと導びかれ、静と動、明と暗、ハードからバラードまで見事に調和されたサウンドが響く。彼らの超高度な演奏テクニックとテーマごとに声を使い分けるヴォーカル技術が素晴らしい。プログレ・ヘヴィーの真骨頂を堪能できるアルバム。《Image and Words》に収録されていた〈Metropolis-Part I〉の続編。
1曲目の〈Regression〉は語り口から始まり、壮大な物語へと導く。アコースティック・ギターがイントロをより静寂に印象づける。2曲目の〈Overture 1928〉は一転してハードなサウンドに変化し、すぐさまヘヴィーな3曲目の〈Strange Deja Vu〉へと移っていく。4曲目の〈Through My Words〉、5曲目の〈Fatal Tragedy〉はピアノの静かなメロディーが奏でられ次第にヘヴィーなサウンドへと見事に変化しゆく。6曲目の〈Beyond This Life〉、7曲目の〈Through Her Eyes〉では変化に富んだジェームズ・ラブリエの高度なヴォーカルが素晴らしい。9曲目の〈The Dance Of Eternity〉はインストルメンタル。11曲目の〈The Spirit Carries On〉では静けさが戻り、12曲目の〈Finally Free〉では今までのメタリックな音から、次第に自然音・生活音が取り入れられ終焉へと向かう。
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