Dream Theater
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-INDEX-

When Dream And Day Unite(ホエン・ドリーム・アンド・デイ・ユナイト) (1989) ☆☆

When Dream And Day Unite 1.A Fortune In Lies(フォーチュン・イン・ライズ)
2.Status Seeker(ステイタス・シーカー)
3.The Ytsejam
4.The Killing Hand(キリング・ハンド)
5.Light Fuse And Get Away(ライト・フューズ・アンド・ゲット・アウェイ)
6.Afterlife(アフターライフ)
7.The Ones Who Help To Set The Sun(ワンズ・フー・ヘルプ・トゥ・セット・ザ・サン)
8.Only A Matter Of Time(オンリー・ア・マター・オブ・タイム)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
Kevin Moore (keyboards)
Charlie Dominici (vocals, ocassional keyboards)
 ヘヴィーで複雑なサウンドを、高度な技術をもってダイナミックに仕上げている。
 4曲目の〈The Killing Hand〉は静かにはじまり、徐々に激しさをましていく好きなパターンの作品。7曲目の〈The Ones Who Help To Set The Sun〉は複雑なメロディーを様々な音を重ねあわせ作りあげていくプログレ的で好きだ。この作品発表後チャーリー・ドミニクは脱退。彼らは後任のボーカル探しに難航する。

▲UP

Image and Words(イメージズ・アンド・ワーズ) (1992) ☆☆☆

Image and Words 1.Pull Me Under(プル・ミー・アンダー)
2.Another Day(アナザー・デイ)
3.Take the Time(テイク・ザ・タイム)
4.Surrounded(サラウンデッド)
5.Metropolis, Pt. 1: The Miracle and the Sleeper(メトロポリス・パート1)
6.Under a Glass Moon(アンダー・ア・グラスムーン)
7.Wait for Sleep(ウェイト・フォー・スリープ)
8.Learning to Live(ラーニング・トゥ・リブ)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
Kevin Moore (keyboards)
James LaBrie (vocals)
 前作から3年。ジェームス・ラブリエをボーカルに迎え、剛と柔、ハードな曲からバラード曲まで実に多彩に調和された最高傑作。ATCO RECORDは収録されている楽曲をメタリック(Pull Me Under、Under a Glass Moon)メロディック(Another Day、Surrounded)エピック(Metropolis、Take the Time)と分類している。楽曲に個性的な光を投影するために、比類なく高度な演奏技術を用いる彼らの哲学の質を見せつけた作品。
 1曲目の〈Pull Me Under〉は格好良く重層的なサウンドで彼らの代表曲といえる。2曲目の〈Another Day〉はポップ的で、ラブリエのヴォーカルが響く好きな曲だ。3曲目の〈Take the Time〉はハードな作品。4曲目の〈Surrounded〉はバラード調で、徐々に激しくなるパターンが好きだ。5曲目の〈Metropolis, Pt. 1〉も大好きで、軽快なリズムで盛り上がってくる。6曲目の〈Under a Glass Moon〉では重厚なパワーを見せつける。7曲目の〈Wait for Sleep〉は静かで短めな曲。そして8曲目の〈Learning to Live〉は一番長い曲で、ヘヴィーとプログレを見事に進化させた作品となっている。

▲UP

A Wake(アウェイク) (1994) ☆☆

A Wake 1.6:00(6:00)
2.Caught in a Web(コート・イン・ア・ウェブ )
3.Innocence Faded(イノセンス・フェイデッド)
4.Erotomania(エロトマニア)/Indtrumental
5.Voices(ボイシズ)
6.The Silent Man(サイレント・マン)
7.The Mirror(ミラー)
8.Lie(ライ)
9.Lifting Shadows off a Dream(リフティング・シャドウズ・オフ・ア・ドリーム )
10.Scarred(スカード)
11.Space-Dye Vest (スペース・ダイ・ヴェスト)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
Kevin Moore (keyboards)
James LaBrie (vocals)
 全体的にヘヴィーで重量感あふれる作品。各楽器がタイトで、プレイがパワーアップされている。ジョンが7弦ギターを作り、ミュングが6弦ベースを披露し、斬新なアイデアが光るアルバムである。
 1曲目の〈6:00〉は工場で働くジェイムスの友人がインスピレイションとなった曲。4曲目の〈Erotomania〉はインストルメンタル。6曲目の〈The Silent Man〉のアコースティック・ギターが心地よく響き、メンタルな歌声を聴かせてくれる。10曲目の〈Scarred〉では様々にサウンドが変化し、高度なプレイが堪能できる。11曲目の〈Space-Dye Vest〉ではギターの美しいメロディが印象的である。完成と同時にケヴィン・ムーアが脱退する。

▲UP

A Change Of Seasons(チェンジ・オブ・シーズンズ)  (1995) ☆☆☆

A Change Of Seasons 1.A Change Of Seasons(チェンジ・オブ・シーズンズ)
 @.The Crimson Sunrise(ザ・クリムゾン・サンライズ)
 A.Innocence(イノセント)
 B.Carpe Diem(カーペ・ディエム)
 C.The Darkest Of Winters(ザ・タークスト・オブ・ウィンターズ)
 D.Another World(アナザー・ワールド)
 E.The Inevitable Summer(ザ・インエヴィラブル・サマー)
 F.The Crimson Sunset(ザ・クリムゾン・サンセット)
2.Funeral For A Friend(葬送)
 / Love Lies Bleeding(血まみれの恋はおしまい)
3.Perfect Strangers(パーフェクト・ストレンジャーズ)
4.The Rover(流浪の民)
 / Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)
 / The Song Remains The Same(永遠の詩)
5.The Big Medley(ザ・ビッグ・メドレー)
 @.In The Flesh?(イン・ザ・フレッシュ)
 A.Carry On Wayward Son(伝承)
 B.Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)
 C.Lovin', Touchin', Squeezin'(ラヴィン・タッチン・スクィージン)
 D.Cruise Control(クルーズ・コントロール)
 E.Turn It On Again(ターン・イット・オン・アゲイン)

John Petrucci (Guitars)
John Myung (Bass)
Mike Portnoy (Drums)
James LaBrie (Vocals)
Derek Sherinian (Keyboards)
 EPの企画盤。1曲目のタイトル曲〈A Change Of Seasons〉は23分に及ぶ大作で、彼らの演奏水準の高さに感服する。構成といいサウンドといい、プログレ好きにはたまらない。2曲目の以降はロンドンのロニー・スコット・クラブでのライブ・カヴァー集を収録したもので、2曲目はエルトン・ジョン、3曲目がディープ・パープル、4曲目はレッド・ツェッペリン。5曲目はメドレーとなっており、それぞれピンク・フロイド、カンサス、クイーン、ジャーニー、ディクシー・ドレッグス、ジェネシスと彼らが影響を受けたアーティストのナンバー。プログレをルーツとするバンドの精神性と影響土壌の引き出しの多さに驚く。

▲UP

Falling Into Infinity(フォーリング・イントゥ・インフィニティ) (1997) ☆☆

Falling Into Infinity 1.New Millennium(ニュー・ミレニウム)
2.You Not Me(ユー・ノット・ミー)
3.Peruvian Skies(ペルービアン・スカイズ)
4.Hollow Years(ホロウ・イヤーズ)
5.Burning My Soul(バーニング・マイ・ソウル)
6.Hell's Kitchen(ヘルズ・キッチン)
7.Lines In The Sand(ラインズ・イン・ザ・サンド)
8.Take Away My Pain(テイク・アウェイ・マイ・ペイン)
9.Just Let Me Breathe(ジャスト・レット・ミー・ブリーズ)
10.Anna Lee(アナ・リー)
11.Trial Of Tears(トライアル・オブ・ティアーズ)
 @It's Raining(イッツ・レイニング)
 ADeep In Heaven(ディープ・イン・ヘブン)
 BThe Wasteland(ウェイストランド)

John Petrucci (Guitars)
John Myung (Bass)
Mike Portnoy (Drums)
James LaBrie (Vocals)
Derek Sherinian (Keyboards)
 4枚目のアルバムで、大幅な時間を費やして作成され、個々に完成された作品が集められている。1曲目の〈New Millennium〉はジョン・ミュングのスティック12弦モデルが豊かな重低音を響かせる。3曲目の〈Peruvian Skies〉はバラード調でヴォーカルとギターソロが美しい。4曲目の〈Hollow Years〉はゆっくりとしたリズムを刻むポップな曲で、ラテンからの影響を受けたクラシカル・ギターも素晴らしい。5曲目の〈Burning My Soul〉以降の3曲は組曲風になっている。もともとは、6曲目の〈Hell's Kitchen〉はミドル・セッションであったが独立させ、エンディングに7曲目の〈Lines In The Sand〉を加えた。マイク・ポートノイ、ジョン・ペトルーシ、デレク・シェリニアンの3人が初めてバッキング・ヴォーカルを担当している。11曲目の〈Trial Of Tears〉は静寂のバランスのとれた大曲で、特に静かに響く渡るジェイムスの歌声が気持ち良い。
なお、初回生産分には〉Take Away My Pain〉と〉Speak To Me〉のデモが収録された8cmCDがボーナスとして付いていた。

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Once In A LIVE time(ワンス・イン・ア・ライブタイム) (1998) ☆☆☆

Once In A LIVEtime 【Disc 1】
1.A Chage of seasons T(チェンジ・オブ・シーズンズT)
2.A Chage of seasons U(チェンジ・オブ・シーズンズU)
3.Puppies on acid(パピーズ・オン・アシッド)
4.Just let me breathe(ジャスト・レット・ミー・ブリーズ)
5.Voices(ボイシズ)
6.Take the time(テイク・ザ・タイム)
7.Derek Sherinian Piano Solo(ピアノ・ソロ)
8.Lines in the sand(ラインズ・イン・ザ・サンド)
9.scarred(スカード)
10.A Chage of seasons W(チェンジ・オブ・シーズンズW)
11.Ytse jam
12.Mike Portnoy Drum Solo(ドラム・ソロ)
【Disc 2】
1.Trial of tears(トライアル・オブ・ティアーズ)
2.Hollow years(ホロウ・イヤーズ)
3.Take away my pain(テイク・アウェイ・マイ・ペイン)
4.Caught in a web(コート・イン・ア・ウェブ)
5.Lie(ライ)
6.Peruvian skies(ペルビアン・スカイズ)
7.John Petrucci Guitar Solo(ギター・ソロ)
8.Pull me under(プル・ミー・アンダー)
9.Metropolis(メトロポリス)
10.Learning to live(ラーニング・トゥ・リブ)
11.A Chage of seasons Z(チェンジ・オブ・シーズンズZ)

John Petrucci (Guitars)
John Myung (Bass)
Mike Portnoy (Drums)
James LaBrie (Vocals)
Derek Sherinian (Keyboards)
 初の2枚組の完全ライブ盤。1998年6月25日、パリのLe Batavlanで収録されたもの。スタジオ音源と比べて卓越したアレンジに感嘆する。〈Take the time〉、〈Peruvian skies〉やジョンやデレクのソロナンバーなど、他を圧巻する凄まじいプレイである。

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Metropolis part 2:Scenes From A Memory(メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー) (1999) ☆☆☆

Metropolis part 2:Scenes From A Memory <ACT 1(第1幕)>
1.Regression -(scene 1)(リグレッション)
2.Overture 1928 -(scene 2)(オーバーチュア・1928)
3.Strange Deja Vu -(scene 2)(ストレンジ・デジャ・ブ)
4.Through My Words -(scene 3)(スルー・マイ・ワーズ)
5.Fatal Tragedy -(scene 3)(フェイタル・トラジディ)
6.Beyond This Life -(scene 4)(ビヨンド・ジス・ライフ)
7.Through Her Eyes -(scene 5)(スルー・ハー・アイズ)
<ACT 2>(第2幕)
8.Home -(scene 6)(ホーム)
9.The Dance Of Eternity-(scene 7)(ダンス・オブ・エタニティ)
10.One Last Time -(scene 7)(ワン・ラスト・タイム)
11.The Spirit Carries On -(scene 8)(スピリット・キャリーズ・オン)
12.Finally Free -(scene 9)(ファイナリー・フリー)

John Petrucci (Guitars)
John Myung (Bass)
Mike Portnoy (Drums)
James LaBrie (Vocals)
Jordan Rudess (Keyboards)
 第二の最高傑作とされる完璧なるコンセプト・アルバム。《Image and Words》に収録されていた〈Metropolis-Part I〉の続編。主題は輪廻転生で、5人の人物が登場する。ニコラスという主人公が催眠術によって過去に惨殺されたヴィクトリアなる少女へ生まれ変わり、2人の男性の間で翻弄される壮絶な姿を見る。超高度な演奏テクニックとテーマごとに声を使い分けるヴォーカル技術が素晴らしい。
 1曲目の〈Regression〉は語り口から始まり、壮大な物語へと導く。アコースティック・ギターがイントロをより静寂に印象づける。2曲目の〈Overture 1928〉は一転してハードなサウンドに変化し、すぐさまヘヴィーな3曲目の〈Strange Deja Vu〉へと移っていく。4曲目の〈Through My Words〉、5曲目の〈Fatal Tragedy〉はピアノの静かなメロディーが奏でられ次第にヘヴィーなサウンドへと見事に変化しゆく。6曲目の〈Beyond This Life〉、7曲目の〈Through Her Eyes〉では変化に富んだジェームズ・ラブリエの高度なヴォーカルが素晴らしい。9曲目の〈The Dance Of Eternity〉はインストルメンタル。11曲目の〈The Spirit Carries On〉では静けさが戻り、12曲目の〈Finally Free〉では今までのメタリックな音から、次第に自然音・生活音が取り入れられ終焉へと向かう。

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Six Degrees Of Inner Turbulence(シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス) (2002) ☆☆☆

Six Degrees Of Inner Turbulence 【Disc 1】
1.The Glass Prison(グラス・プリズン)
2.Blind Faith(ブラインド・フェイス)
3.Misunderstood(ミスアンダーストゥッド)
4.The Great Debate(グレート・ディベート)
5.Disappear(ディサピアー)
【Disc 2】
1.Six Degrees Of Inner Turbulence(シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス)
 @.Overture(オーヴァーチュア)
 A.About To Crash(アバウト・トゥ・クラッシュ)
 B.War Inside My Head(ウォー・インサイド・マイ・ヘッド)
 C.The Test That Stumped Them All(テスト・ザット・スタンプド・ゼム・オール)
 D.Goodnight Kiss(グッドナイト・キッス)
 E.Solitary Shell(ソリタリー・シェル)
 F.About To Crash (Reprise)(アバウト・トゥ・クラッシュ)
 [.Losing Time/Grand Finale(ルージング・タイム/グランド・フィナーレ)
【Bonus Track】
2.Solitary Shell(Radio Edit)(ソリタリー・シェル)

John Petrucci (Guitars)
John Myung (Bass)
Mike Portnoy (Drums)
James LaBrie (Vocals)
Jordan Rudess (Keyboards)
 初のスタジオ2枚組アルバム。Disk1が5曲で内3曲は10分を超え、Disk2は40分を超える組曲になっている。ビルボードの46位でチャートイン、また、「Top internet Album Chart」では1位を記録した。
 Disk1の1曲目の〈The Glass Prison〉は格好の良いエネルギッシュな作品で、リフが7弦ギターを応酬し濃密の高い演奏を披露する。2曲目の〈Blind Faith〉はバリトン・ギターの骨太の音が響き、激しいサウンドを聴かせる。3曲目の〈Misunderstood〉はイエス・キリストが悪魔との葛藤を描いたとされ、様々な音が入り乱れる不思議な世界へ誘いながら、4曲目のモラルと科学に言及した作品である〈The Great Debate〉へと続く。5曲目の〈Disappear〉はゆるやかなリズムにのせて色々な手法が展開される。ドラムのエフェクト、テープの逆回転、倍速での録音を半分のスピードに、サイケデリック的な実験的な手法が面白い。
 Disk2は傑作《Metropolis part 2》のイデオロギーを継承し、二重人格者から発展させて、現在病と言われる神経衰弱、心身症等々を基盤に、精神分裂症、妄想症、解離同一性障害の6人の主人公を配し、8つの楽章から成る一大組曲。構成といい、様々に変化するメロディーといい、高度な演奏技術といい、全てが完璧に仕上がっている。ラストの〈Losing Time/Grand Finale〉でのヴォーカルは盛り上がり圧巻のフィナーレとなる。なお、ボーナストラックは6曲目〉Solitary Shell〉の別ヴァージョンとなってる。

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Train Of Thought(トレイン・オブ・ソート)  (2003) ☆☆

Train Of Thought 1.As I Am(アズ・アイ・アム)
2.This Dying Soul(ディス・ダイイング・ソウル)
3.Endless Sacrifice(エンドレス・サクリファイス)
4.Honor Thy Father(オナー・ザイ・ファーザー)
5.Vacant(ヴェイカント)
6.Stream Of Consciousnessストリーム・オブ・コンシャスネス()
7.In The Name Of God(イン・ザ・ネイム・オブ・ゴッド)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards)
 タイトルの「Train Of Thought」は、"つらつらと考え事をする"という意味。前2作とは異なり、5曲目の〈Vacant〉をの除けば、全てパワフルでストレートな作品。ライブ・バンドのパフォーマンスを強く出しているアルバムである。
 2曲目の〈This Dying Soul〉は2つのパートで構成され激しいギタープレイが好きだ。3曲目の〈Endless Sacrifice〉では静かなアコースティック・ギターから始まるが、エンディングではハードに盛り上がり強烈である。4曲目の〈Honor Thy Father〉ではハードそしてラッシックなサウンドが自在に変幻する。5曲目の〈Vacant〉はバラード調で、ピアノ、ベース、チェロとジェイムスとのヴォーカルとの調和が素晴らしい。7曲目の〈In The Name Of God〉は重層的な曲で14分を超える大作。イラク戦争をイメージさせるダークさに満ちている作品である。

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Live At Budokan(ライブ・アット・武道館) (2004) ☆☆☆

Live At Budokan 【Disc 1】
1.As I Am(アズ・アイ・アム)
2.This Dying Soul(ディス・ダイイング・ソウル)
3.Beyond This Life(ビヨンド・ディス・ライフ)
4.Hollow Years(ホロウ・イヤーズ)
5.War Inside My Head(ウォー・インサイド・マイ・ヘッド)
6.The Test That Stumped Them All(テスト・ザット・スタンプド・ゼム・オール)
【Disc 2】
1.Endless Sacrifice(エンドレス・サクリファイス)
2.Instrumedley(インストゥルメンタル・メドレー)
3.Trial Of Tears(トライアル・オブ・ティアーズ)
4.New Millennium(ニュー・ミレニアム)
5.Piano solo「ジョーダン・ルーデス」キーボード・ソロ()
6.Only A Matter Of Time(オンリー・ア・マター・オブ・タイム)
【Disc 3】
1.Goodnight Kiss(グッドナイト・キッス)
2.Solitary Shell(ソリタリー・シェル)
3.Stream of Consciousness(ストリーム・オブ・コンシャスネス)
4.Disappear(ディサピアー)
5.Pull Me Under(プル・ミー・アンダー)
6.In The Name Of God(イン・ザ・ネイム・オブ・ゴッド)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards)
 2004年4月26日の日本武道館公演。ドリーム・シアターはデビュー15周年の節目にふさわしい内容だ。スタジオ録音に劣らない高度なプレイには驚かされる。熱狂した観客との一体感も伝わってくる。3時間に及ぶ完璧なパフォーマンスが繰り広げられている。

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Octavarium (オクタヴァリウム) (2005)☆☆☆

Train Of Thought 1.The Root Of All Evil(ザ・ルート・オブ・オール・イーヴル)
2.The Answer Lies Within(ジ・アンサー・ライズ・ウィズイン)
3.These Walls(ジーズ・ウォールズ)
4.I Walk Beside You(アイ・ウォーク・ビサイド・ユー)
5.Panic Attack(パニック・アタック)
6.Never Enough(ネヴァー・イナフ)
7.Sacrificed Sons(サクリファイスド・ソンズ)
8.Octavarium(オクタヴァリウム)

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards)
 アトランティック・レコードよりリリースされた通産8作目となるフルレングス・スタジオアルバム。前作に比べテクニカルな部分は押さえ気味になり、リラックスした雰囲気があるが、どれも充実した楽曲が揃っている。
 1曲目の〈The Root Of All Evil〉は重量感たっぷりで彼ららしいハードなナンバー。2曲目の〈The Answer Lies Within〉は哀しめなバラード曲。4曲目の〈I Walk Beside You〉はポップなナンバー。5曲目の〈Panic Attack〉はリズムチェンジが激しく、凄みと緊張感ある楽曲で好きだ。7曲目の〈Sacrificed Sons〉はバラードから始まり途中からハードへ変化するお得意のナンバー。8曲目のタイトル曲〈Octavarium〉は静かなバラードから始まり、徐々にハードへと盛り上がる。プログレ的要素も加わり、壮大なフィナーレへと続く。聴き応えのある24分の大曲。

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Score:20th Anniversary World Tour Live with the Octavarium (2006) ☆☆☆

Score:20th Anniversary World Tour Live with the Octavarium 1.The Root Of All Evil
2.I Walk Beside You
3.Another Won
4.Afterlife
5.Under A Glass Moon
6.Innocence Faded
7.Raise The Knife
8.The Spirit Carries On
【Disc 2】
1.Six Degrees Of Inner Turbulence
 I. Overture
 II. About To Crash
 III. War Inside My Head
 IV. The Test That Stumped Them All
 V. Goodnight Kiss
 VI. Solitary Shell
 VII. About To Crash (Reprise)
 VIII. Losing Time / Grand Finale
2.Vacant
3.The Answer Lies Within
4.Sacrified Sons
【Disc 3】
1. Octavarium
 I. Someone Like Him
 II. Medicate Me
 III. Full Circle
 IV. Intervals
 V. Razor's Edge
2.Metropolis (Metropolis Part 1

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards)
  2006年4月1日、ニューヨークのRadio City Music Hallで行われた「オクタヴァリウム・ワールド・ツアー」のラスト・ステージの模様を収めたライブ盤。フル・オーケストラとの共演が実現し、壮大なサウンドが聴ける傑作。アンコールを含めると3部構成。第1部ではバンドの過去を振り返るように、初期の楽曲をアルバムごとに年代順に披露。完璧な演奏力は心地よい。第2部とアンコールがオーケストラとの共演となっている。組曲〈Six Degrees Of Inner Turbulence〉の完全再現は緻密に展開し、シンフォニックで見事までの壮大な曲展開は素晴らしい。
 またディスク2に収録されている約1時間に及ぶドキュメンタリーは、彼らの20年に及ぶヒストリーとなっており、初期の1985年のバークリー音楽院でのエピソードから、20周年記念ツアーとなった「オクタヴァリウム・ワールド・ツアー」ファイナルのNY公演までの道のりが纏められている。未発表映像や元メンバーのインタビューなども挿入している。

▲UP

Systematic Chaos (2007) ☆

Systematic Chaos 1.In The Presence of Enemies Pt.1
2.Forsaken
3.Constant Motion
4.The Dark Eternal Night
5.Repentance
6.Prophets Of War
7.The Ministry of Lost Souls
8.In The Presence of Enemies Pt.2

John Petrucci (guitars)
John Myung (bass)
Mike Portnoy (drums)
James LaBrie (vocals)
Jordan Rudess (keyboards)
 1曲目とラストに分けられた〈In The Presence of Enemies〉は組曲の大作で、静と動のコントラストの素晴らしい楽曲。2曲目の〈Forsaken
〉は力強い展開で心地よい。3曲目以降は〔メタリカ〕を彷彿されるサウンド、おもしろみはない。

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Greatest Hit [...and 21 other pretty cool songs] (2008) ☆☆

Greatest Hit 【Disc 1】
1.Pull Me Under
2.Take The Time
3.Lie
4.Peruvian Skies (Album Version)
5.Home
6.Misunderstood
7.The Test That Stumped Them All (Album Version)
8.As I Am (Album Version)
9.Endless Sacrifice (Album Version)
10.The Root Of All Evil (Album Version)
11.Sacrificed Sons(Album Version)
【Disc 2】
12.Another Day
13.To Live Forever (Album Version)
14.Lifting Shadows Off A Dream (Album Version)
15.The Silent Man (Remastered Album Version)
16.Hollow Years (Album Version)
17.Through Her Eyes [Scene Five]
18.Scene Eight: The Spirit Carries On (Album Version) 06:40
19.Solitary Shell
20.I Walk Beside You (Album Version)
21.The Answer Lies Within (Album Version)
22.Disappear (Album Version)

 《Images And Words》から《Ocatavarium》までの8作品から中心に、メンバー自身の選曲によるベスト盤。収録されている楽曲に関しては、全曲デジタル・リマスタリング処理が施されている上に、《Images And Words》からセレクトされた楽曲に関してはリミックス・ヴァージョンにて収録されており音質が格段に向上。ただ、このバンドにはベスト盤は必要ないかも。

▲UP

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