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花の豆知識
サ ク ラ
●ばら科 落葉高木
●学名 Prunus yedoensis
●種類は多く、日本ではソメイヨシノが代表格。一時に咲き、−時に散る花の風情が愛され、国を代表する花となった。
●ソメイヨシノ…北海道から本州、四国、九州の温帯にかけて植栽される。用途として庭園、公園の花木、街路樹。高さ7〜15m、胸高直径50cmに達し、樹皮は暗灰色。葉は互生し、広い倒卵形、長さ7〜10cmで先がとがり、緑に重きょ歯があり、裏面は淡緑色で葉柄とともに細毛がある。3〜4月に径約4cmの5弁花を散形状に2〜5個開く。
●サクラのルーツは奈良の吉野山。ここは古くは、熊野へ通じる修験迫の霊山だった。そこの山ザクラは霊木として、行常により全同各地に遊ばれ、抱えられていった。この山ザクラが改良されたのが有名な「染井吉野」だ。
 江戸の独升町(駒込)の植木職人が早咲きの大島ザクラと江戸彼岸ザクラを交配してつくった。いまは日本のサクラの代表。
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