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花の豆知識
ジンチョウゲ
●じんちょうげ科 常緑低木
●学名 Daphne odora
●中国が原産で、室町時代に植栽されはじめた。本州、四国、九州に分布し、人家などに植栽されています。繁殖は実生、さし木による、実生は種子を採りまきすると翌年6月頃に発芽し、3年目には開花します。
●短幹または主幹なく株立ち状、高さ1〜2m。葉は互生で短柄。雌雄別株。開花は3〜4月頃で香りのよい花をつける。果実は6月に成熟、紅色でほぼ球形。病虫害には弱いが大気汚染には比較的強い。
●「香りの女王」と言われ、随分離れたところからでも香りが漂ってくるので「七里香」という名を付いています。
 昔、老僧が春の一夜、旅光の山寺で寝ていたらこの花の香りで目がさめ、これを若い女性の芳香とまちがえ、一晩中、幻の女の姿を追い求め、山の中をさまよったといいいます。
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