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花の豆知識 |
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ボ タ ン |
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●きんぽうげ科 落葉低木
●学名 Paeonia suffruticosa
●中国西部原産。寒冷地を好む。庭園用花木、鉢物、まれに切花。
●高さ3m、枝の太さは直径15cmぐらいになるものも。花は春、今年のびた新しい枝の先端に1個咲きます。開花時期は4〜5月。花色は野生種で紫紅色、弁数5〜10弁。花径20cm前後。園芸品種は赤色を基準に多様に変化し、弁数も一重から万重まで多彩。
●ボタンの花といえば美女・楊貴妃が思い出せれます。唐代の詩人により、ボタンの花にたとえらえました。唐の玄宗皇帝は楊貴妃とともに近臣をしたがえて花の宴を催しました時、詩人の李白はボタンの花をたたえ、まるで楊貴妃のように美しい花の王と呼びました。以来、唐の貴族は競ってボタンを庭に植え、やがては一株が百万とか、二百万とか、したというからまさに富貴の花です。
●日本への渡来は平安時代。はじめは薬草としてボタンの木の皮を煎じて飲んだという。その後、日本人好みに合うような観賞用として品種改良が重ねられました。日本一の栽培は島根県の大根島。300年の歴史があるといいます。年間の生産が20万本。アメリカへも輸出しています。
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