TBS 正月大型時代劇「竜馬がゆく」

○1997年(平成9年)  
○時代/幕末維新
○原作/司馬遼太郎
○出演/上川隆也(坂本竜馬)/沢口靖子(おりょう)/鶴田真由(お田鶴)/松たか子(千葉さな子)/長瀬智也(岡田以蔵)/椎名桔平(武市半平太)/西村和彦(高杉晋作)/袴田吉彦(久坂玄端)/間寛平(寝待ちの藤兵衛)/石黒 賢(桂小五郎)/篠原涼子(お冴)/尾美としのり(後藤象次郎)/赤井英和(西郷吉之助)/高嶋政宏(千葉重太郎)/西岡徳馬(坂本八平)/西田敏行(勝 海舟)/斉藤慶子(武市富子)/村井国夫(吉田東洋)/池上季実子(お登勢)/岡本健一(中岡慎太郎)/大滝秀治(ジョン万次郎)/大地真央(坂本乙女)/松本幸四郎(千葉貞吉) ほか

 第一部:立志
嘉永6年3月、坂本竜馬は剣術修行のため江戸へ向かい、千葉貞吉道場で剣術を磨く。そんな中、浦賀沖に黒船が現れ日本中が大騒ぎとなる。文久元年(1861)武市瑞山が土佐勤王党を結成し加わるが、吉田東洋暗殺など相容れないものがあり脱藩。三度目の江戸入りで、千葉道場の千葉重太郎に誘われ幕府の重臣・勝海舟を殺害に向かうが、勝の開国と近代海軍必要の説をきかれせて心服、門弟となる。文久三年(1863)勝の要求で幕府の神戸海軍操練所が創設されると、龍馬は勝の片腕となって活躍した。しかし土佐では藩主・容堂候により土佐勤王党が弾圧され武市は切腹する。
坂本竜馬第二部:黎明
池田屋の変に連なって操練所が閉鎖され勝もお役御免となる、竜馬は同志とともに薩摩藩を頼る。そして長崎の亀山に浪人結社として亀山社中をつくる。武器や軍艦を輸入し、利益をあげながら、禁門の変以来、犬猿の仲となっている薩摩と長州を結び付けるための政治活動に積極的に取組んでいく。慶応二年(1866)龍馬は中岡慎太郎と共に薩長同盟を実現させた。翌三年、土佐藩は龍馬の脱藩を許し、龍馬の率いる海軍組織を海援隊とした。更に慶応三年(1867)六月、土佐家老の後藤象二郎の要請もあり、薩長と幕府との国内戦争を避けるため「船中八策」を起草し、遂に大政奉還を成し遂げる。ところが、同年十一月十五日、龍馬の下宿先京都河原町の近江屋の二階で中岡の来訪を受けた時、七名の男に襲われ殺害された。

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