日本テレビ時代劇SP 「勝海舟」

○1990年(平成2年)  ○製作著作・ユニオン映画
○時代/幕末維新
○出演/田村正和・田村亮(勝海舟)/岸本加世子(勝民子)/高橋惠子(お久)/南野陽子(勝順子)/若林豪(大久保忠寛)/野村真美(おイト)/石原良純(福沢諭吉)/田村高廣(勝小吉)/風間杜夫(小栗忠順)/梨本謙次郎(坂本龍馬)/上岡龍太郎(佐久間象山)/津川雅彦(一橋慶喜)/森繁久彌(渋田利右衛門)/勝野洋(山岡鉄舟)/船越栄一郎(益満休之助)/丹波哲郎(清水次郎長)/石立鉄男(西郷隆盛)/草笛光子(勝信子)ほか

日本テレビ時代劇SP 「勝海舟」 第一部:日本よーそろ−サムライ太平洋を渡る
 貧乏暮らしの御家人である勝麟太郎。ペリーが来航すると、海軍の創設などを説く上申書を提出する。それが認められ1855年、長崎に海軍伝習所を開設し伝習生監督の職に就く。3年後に閉鎖されるも、1860年に日本で初めて太平洋を横断しアメリカへ出航した咸臨丸の艦長をつとめる。帰国後に将軍への願いが成功し、1864年、神戸に坂本竜馬を塾頭に海軍操練所を設けることに成功する。ところが幕政批判する塾生らが集まっており、海舟は軍艦奉行を解雇・謹慎させられ、神戸海軍操練所も閉鎖となる。
日本テレビ時代劇SP 「勝海舟」第二部:幕臣残照−咸臨丸は沈まず−
 第二次長州征伐が始まると、ふたたび軍艦奉行に任命され、長州との交渉に当たらされる。幕府の姑息なやり方に職を辞し、江戸に戻る。大政奉還のあと、王政復古の大号令で薩長軍が官軍となり東征を開始。西郷隆盛と交渉して江戸無血開城を成功させ江戸を戦火から守る。維新後、長男を亡くすなど悲しみもあったが、維新政府の海軍卿、枢密顧問官などをつとめる。晩年には恭順し続けている主君・徳川慶喜の天皇への拝謁を実現させ2人の確執に終止符が打たれる。

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